福岡のアパート経営に強い不動産投資会社は?始め方や流れも解説

全国的に人口減少が続く中、人口160万人超を数える福岡市は人口が増加している数少ない都市です。

人口増加によって豊富な賃貸需要が見込めることもあり、福岡では多くの不動産会社があります。アパート経営を始める際、どのようなポイントで不動産会社を選べば良いのか、悩む方も多いのではないでしょうか。

そこで今回のコラムでは、福岡のアパート経営に強い不動産投資会社2社の紹介に加えて、福岡市でのアパート経営における注意点や始め方についても解説します。

目次

  1. 福岡のアパート経営を始める前に注意しておきたいポイント
    1-1.土地価格が上昇しているため高利回りは狙いにくい
    1-2.アパートローンを利用できる金融機関が限られる
  2. 福岡のアパート経営の始め方・流れ
    2-1.中古アパート経営を行う場合
    2-2.新しく土地を取得して新築アパート経営を行う場合
  3. 福岡の新築アパート経営に強い不動産投資会社
    3-1.シノケンプロデュース
    3-2.アイケンジャパン
  4. まとめ

1 福岡のアパート経営を始める前に注意しておきたいポイント

福岡のアパート経営を始める前に注意しておきたいポイントについて解説していきます。

1-1 土地価格が上昇しているため高利回りは狙いにくい

下記の表は、福岡市内の住宅地における地価推移についてまとめたものです。

集計日 平均地価
2003年1月1日 131,800円
2008年1月1日 120,900円
2013年1月1日 112,600円
2018年1月1日 140,600円
2019年1月1日 150,100円
2020年1月1日 161,800円
2021年1月1日 168,500円
2022年1月1日 180,100円

※出典:福岡市「福岡市の地価公示における住宅地平均価格推移」より抜粋

表を見てわかる通り、福岡市の住宅地の平均地価は2003年から20年間で5万円程度上昇しています。特に、2021年から2022年にかけては1万円以上の上昇幅となっており、ここ数年は上昇幅が大きくなっています。

人口増加にともなって、住宅に対する需要も多くなっていると推測できますが、その分土地価格も上昇している、ということが分かります。土地価格の上昇によりアパートの取得費も高くなり、高利回りが狙いにくい環境であると言えるでしょう。

1-2 アパートローンを利用できる金融機関が限られる

物件の購入価格は高額になるため、融資を利用してアパート経営を始める方が多いでしょう。

しかし、福岡市内に支店を置く都市銀行は三菱UFJ銀行などの3行のみで、福岡県内に本店を置く地方銀行は福岡銀行、西日本指定銀行、筑邦銀行、北九州銀行、福岡中央銀行の5行です。

信用金庫や信用組合などアパートローンを提供する金融機関はありますが、消費者が融資を受けられる代表的な金融機関である地方銀行は5行となっており、東京と比較して融資元の選択肢がやや少なめであると言えるでしょう。金融機関からどのように融資を得られるかが、福岡市でアパート経営を始める際のポイントの一つになると考えられます。

普段から属性を高めておく、金融機関と取引実績を作り良好な関係を築いておく、地方不動産の融資付けに強い不動産会社を選ぶ、などの対策を行うことも検討しておくと良いでしょう。

2 福岡のアパート経営の始め方・流れ

アパート経営を始めるには、中古アパートを購入する場合と、新築アパートを購入する2つの方法があります。それぞれの始め方や流れについて見ていきましょう。

2-1 中古アパート経営を行う場合

中古物件を購入してアパート経営を始める場合、インターネットで調べたり、不動産会社に問い合わせるなどで売りに出ている物件を探します。それ以降の流れは概ね下記のようになります。

  1. 中古アパートを探す
  2. 購入を申し込む
  3. 金融機関に融資を申し込む
  4. 売買契約を締結する
  5. アパートが引き渡される
  6. 物件の登記を行う

福岡市の場合、単身者向けは中央区や南区、ファミリー向けは早良区や東区などエリアを絞って探すことで、より効率的な物件選びができるでしょう。

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2-2 新しく土地を取得して新築アパート経営を行う場合

一方、新築物件でアパート経営を始める場合は、土地を選定してからアパート業者に依頼する、などの流れになります。代表的な例として下記の流れを見ていきましょう。

  1. 土地を探す
  2. 購入を申し込む
  3. 金融機関に融資を申し込む
  4. 売買契約を締結する
  5. アパート業者を選定する
  6. 建設工事を開始する
  7. 入居者募集を開始する
  8. アパートが引き渡される
  9. 物件の登記を行う

相続などで土地を所有している方を除き、通常は土地探しから始めますが、福岡市内は土地価格が高騰していることからアパートに適した土地を探すハードルがやや高いという点に注意が必要です。

3 福岡の新築アパート経営に強い不動産投資会社

福岡で新築アパート経営を始める際は、福岡に拠点を持ち実績が豊富な不動産投資会社(アパート建築会社)への相談を検討されてみると良いでしょう。

ハードルの高い福岡でのアパート用地の仕入れや、提携金融機関との信頼構築という二つの面で強みを持つ不動産会社の「シノケンプロデュース」と「アイケンジャパン」の2社について紹介していきます。

3-1 シノケンプロデュース

シノケンの不動産投資セミナーシノケンプロデュースは、「シノケングループ」の100%子会社の不動産投資会社です。東京都港区の本社ほか、福岡市、名古屋市、大阪市、仙台市にオフィスを展開しており、6,000名を超える全国のオーナーと契約しています。

アパート供給棟数は自社施工で5,000棟以上を数え、年間での自社開発棟数では7年連続全国1位(全国賃貸住宅新聞「賃貸住宅に強い建築会社ランキング」2015〜2021年度)を継続中です。デザイン性の高い物件を供給しており、主力商品「New Standard」は2016年度のグッドデザイン賞をダブル受賞しています。42,000戸を超える管理戸数の入居率は、2021年の年間平均で約99%となっています。

シノケンプロデュースの本社は東京都内にありますが、シノケングループは元々福岡市中央区で「シノハラ建設システム」として設立された会社です。2022年11月時点でも東京本社と福岡本社の2本社体制となっています。

福岡市内のアパート着工数は7年連続で第1位、また管理戸数ランキングも九州・沖縄エリアで3年連続第1位といった実績があります。福岡でアパート経営を始める際には、頼れる不動産会社の一つと言えるでしょう。

アパートの特徴

シノケンプロデュースが提供するアパートには、下記のような特徴があります。

  • 独自ルートにより駅から徒歩10分以内の入居ニーズの高いエリアの土地を入手
  • 入居者にアンケートを実施し、サーモスタット付水栓など人気の高い設備を標準設置
  • 独自工法を採用し、防音対策を実施
  • 物件は劣化対策等級2に適合しており、概ね50〜60年の長期耐久性能を保有
  • エアコンなどの保証や原状回復時の定額リフォームなどを保証する「シノケンあんしんシステム」を提供

金融機関との信頼関係による豊富な融資実績

シノケンプロデュースは、独占業務提携による新築投資用アパート100%ローンを日本で初めて提供したことでも知られます。30年以上にわたる金融機関との信頼関係と実績があり、現在では、独占契約の金融機関を含めて20行以上の融資バリエーションを持っています。金利は1%台から、融資期間も住宅ローンやRC造と同じ35年間のプランも用意しています。

シノケンプロデュースでアパート経営を始める流れ

シノケンプロデュースでアパート経営を始めるには、「オンラインセミナーを受ける」「個別相談会に参加する」「資料を請求する」などの方法があります。それぞれの方法について流れを解説していきます。

オンラインセミナーを受けるには、「無料セミナー」のページで申し込みをします。オンラインセミナーの時間帯が複数表示されるので、参加希望のセミナーを選び、氏名や住所などの必要事項を記入して送信します。

個別相談会については、東京、仙台、名古屋、大阪、福岡の各会場でセミナー講師に個別で相談できる「プライベート個別相談会」を行っています。オンラインで相談をすることも可能です。

「まずはシノケンのアパート経営について詳しく知りたい」という方は資料請求も可能です。ノウハウブックを入手することで、自宅でシノケンプロデュースのアパート経営について学ぶことができます。「申し込みページ」から資料請求のページに行き、入力フォームに住所などを記載して送信することで申し込みが完了します。届いた資料を確認し、アパート経営を検討する場合は、個別相談などでさらに詳しい相談をする流れになります。

3-2 アイケンジャパン

株式会社アイケンジャパンアイケンジャパンは、2006年8月に福岡市中央区で設立した不動産投資会社です。現在は福岡本社と東京本社のほか、国内の10カ所と海外1カ所に拠点を展開しています。「堅実なアパート経営」をコンセプトに掲げているのが特徴で、投資用木造アパート「グランティック」シリーズなど1,000棟以上のアパートを全国各地で供給しています。

物件には最新の設備を導入しており、スマートフォンが部屋の鍵となる「スマートロック」、家電の遠隔操作なども行える「ホームIoT」も標準装備されています。このように入居者の快適性や利便性にこだわった物件となっていることから金融機関からの評価も高く、オーナーの属性によっては自己資金400万円未満でアパート経営を始めた方もいます。

また、「堅実なアパート経営」を実現するために管理体制やサポート体制も充実しています。入居者からの問い合わせに適切に応えられるよう24時間体制を構築しているほか、初回満室保証制度といった保証制度を4つ用意しているなど、初心者のオーナーにも適したサポートが期待できます。

アパートの特徴

アイケンジャパンでは、アパート経営の成功の本質を「入居者に選ばれるかどうか」とし、下記のようなこだわりを持ってアパートの設計および建築を行っています。

  • 「老朽化しても入居者が入り続ける」と確信を持てる最寄り駅から徒歩15分以内の土地を入手
  • ビルトインキッチンや温水洗浄便座、浴室テレビといったアパートとは思えないような設備を標準
  • RC造と遜色のない防音性能を提供
  • 「キソゴム」と耐力壁を用いた独自のBSP構造で、建築基準法で定められている基準以上の強度を確保
  • 劣化対策等級は3を獲得し、建物が長持ちするだけではなく、メンテナンス費用も軽減

業界トップ水準の入居率と収益稼働率

アイケンジャパンが企画施工した物件のうち賃貸管理を継続して行っているのは2021年12月末時点で7,232戸あり、2021年1月から12月までの平均の入居率は99.7%となっています。上記はフリーレントや家賃の値下げなど、オーナーが負担となる提案を行っていない上での入居率であり、空室を減らすさまざまな企業努力を行っていることが伺えます。

具体的な空室対策としては、賃貸仲介会社が常に最新の空室リストをチェックできるシステムを構築していることが挙げられます。その他、賃貸仲介会社とは情報交換を適切に行い、物件の魅力を正確に伝えたり、特典を付与したりといったような施策も行っています。

また新築時に提案した年間の想定家賃収入に対して、どれだけ家賃収入があったのかを示す収益稼働率も高い水準を維持しています。同社が企画開発した物件の2022年12月末時点での収益稼働率は、98.3%となっています。

アイケンジャパンでアパート経営を始める流れ

アイケンジャパンでは全国各地でセミナーを開催しており、専用ページから申し込みを行うことで受講することができます。またオンラインセミナーも開催しており、インターネットを通じて受講することも可能です。

セミナーに関する情報は「セミナー情報」のページで確認することができます。それぞれのセミナーに申し込みフォームがあるので、そちらに入力して送信すると申し込みが完了します。

セミナーへの参加前にアイケンジャパンについて詳しく知っておきたいという方は、同社のパンフレットと「アパート経営成功の秘訣55」を無料でプレゼントしてもらうことも可能です。気になる方は「資料請求」のページから申し込みをされてみると良いでしょう。

まとめ

福岡市は人口が増加しており、アパート経営を始めるのに適した都市の一つです。しかしその反面、土地価格の上昇に伴って土地の仕入れが難しい点や、金融機関が限られることで資金調達のハードルがやや高いという点には注意が必要です。

今回のコラムでは、福岡のアパート経営に強みを持つ、「シノケンプロデュース」と「アイケンジャパン」の特徴や、アパート経営を始める手順について解説しました。福岡でアパート経営を始める際のご参考になれば幸いです。

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倉岡 明広

倉岡 明広

経済学部経済学科卒業後、出版社や編集プロダクション勤務などを経てフリーライターとして独立。雑誌や新聞、インターネットを中心に記事を執筆しています。初心者が抱く不動産投資の疑問や質問を解決できるよう丁寧な記事を執筆していきます。