COZUCHI(コヅチ)の実績は?過去の募集ファンドから検証

COZUCHI(旧WARASHIBE)は住居用物件や事業用地など、さまざまな種類の不動産に投資できる不動産投資型クラウドファンディングサービスです。同サービスの利用を考えたとき、過去のファンドの実績がどうだったのか気になるのではないでしょうか?

そこで今回はCOZUCHIで提供されたファンドから、COZUCHIに実績を検証してみたいと思います。不動産投資型クラウドファンディングを利用した投資を考えている方は参考にしてください。

※COZUCHI(コヅチ)では、2021年11月13日から2022年1月15日まで、HEDGE GUIDE経由で新規に投資家登録を完了すると、先着1000人限定でAmazonギフト券2000円分がプレゼントされるタイアップキャンペーン実施中です。

※本記事は2021年11月17日時点の情報をもとに執筆されています。最新情報については利用者ご自身でもお調べのうえ、投資に関する決定はご自身のご判断において行われますようお願い致します。

目次

  1. COZUCHI(コヅチ)とは
  2. COZUCHI(コヅチ)の実績を過去の募集ファンドから検証
    2-1.COZUCHI(コヅチ)全ファンドからみる想定利回りと平均値
    2-2.COZUCHI(コヅチ)全ファンドの応募金額と達成率
    2-3.COZUCHI(コヅチ)の運用終了ファンドの実績利回り
  3. COZUCHI(コヅチ)のメリット
    3-1.少額から不動産投資ができる
    3-2.厳選された不動産に投資できる
    3-3.運用の手間が掛からない
    3-4.ファンドの運用期間中でも解約できる
    3-5.収益タイプを選択できる
    3-6.リターンの上限を設定していない
    3-7.優先劣後方式を採用している
  4. COZUCHI(コヅチ)のデメリット・注意点
    4-1.元本保証がない
    4-2.運営会社は上場していない
    4-3.分配金は総合課税の対象となる
    4-4.すべての案件に応募できるわけではない
  5. まとめ

1.COZUCHI(コヅチ)とは

COZUCHI(コヅチ)COZUCHI(コヅチ、旧WARASHIBE)とは、LAETOLI株式会社が運営する不動産投資型クラウドファンディングサービスです。

手軽かつ親しみやすい不動産投資の機会提供を目指して、2019年に「WARASHIBE」のサービス運用を開始したのち、2021年に「想いと豊かさを循環させる不動産投資」をコンセプトにした「COZUCHI」へとリニューアルして現在に至っています。

2021年11月現在、これまでに32本の不動産投資ファンドを提供しています。さまざまな不動産事業者が参加しており、事業者が強みを持つ領域の商品を商品化しているため、投資対象となる不動産物件のバリエーションが豊富であることが特徴となっています。

2.COZUCHI(コヅチ)の実績を過去の募集ファンドから検証

ここからは、COZUCHIで過去に募集されたファンドから、実績を検証してみたいと思います。

2-1.COZUCHI(コヅチ)全ファンドからみる想定利回りと平均値

これまでにCOZUCHIで提供されたファンドは下記の通りです。

ファンド名 収益タイプ 想定利回り 運用期間 状況
下赤塚一棟マンション IG型 6.00% 36ヶ月 募集終了
渋谷区神泉エリア区分店舗 IG型 6.00% 24ヶ月 運用中
平塚一棟マンション CG型 10.00% 6ヶ月 運用中
品川駅前再開発エリア3区分レジファンド CG型 10.00% 84ヶ月 運用中
江東区東陽町区分マンション IG型 4.50% 6ヶ月 運用中
三宿エリア複合ビル IG型 5.00% 12ヶ月 運用中
神奈川県茅ケ崎 IG型 6.00% 12ヶ月 運用中
田端EXITファンドⅠ CG型 12.00% 3ヶ月 運用終了
練馬区武蔵関Ⅰ CG型 12.00% 6ヶ月 運用終了
渋谷区恵比寿EXITファンドⅠ(会員限定) CG型 46.90% 2ヶ月 運用終了
世田谷区経堂Ⅱ IG型 4.50% 6ヶ月 運用終了
港区広尾Ⅲ CG型 2.00% 24ヶ月 運用終了
世田谷区経堂Ⅳ IG型 6.00% 3ヶ月 運用終了
港区広尾 IG型 4.20% 3ヶ月 運用終了
世田谷区経堂Ⅲ IG型 6.00% 12ヶ月 運用終了
世田谷区経堂Ⅰ IG型 6.00% 3ヶ月 運用終了

※収益タイプのCG型はキャピタルゲイン型、IG型はインカムゲイン型
※2021年11月17日時点

COZUCHIではこれまでに合計32件のファンドを提供しています。各ファンドの運用状況は、17件が運用終了、13件が運用中、2件が募集終了となっています。

全ファンドの想定利回りの平均は9.85%、特に想定利回りが高い会員限定ファンドを除いた場合の平均は7.19%となり、想定利回り水準は高いといえます。

またCOZUCHIのファンドは、収益タイプによってインカムゲイン型とキャピタルゲイン型に分類できます。

インカムゲイン型では想定利回りが4.2%~6.0%、平均想定利回りが5.12%です。キャピタルゲイン型では想定利回りが2.0%~20.00%と利回りの幅が広く、平均想定利回りは10.50%となっています。

2-2.COZUCHI(コヅチ)全ファンドの応募金額と達成率

次に、これまでに提供されたファンドの応募金額、募集金額、達成率は下記の通りです。

ファンド名 収益タイプ 応募金額 募集金額 達成率
下赤塚一棟マンション IG型 250,000,000円 250,000,000円 100%
渋谷区神泉エリア区分店舗 IG型 477,950,000円 126,900,000円 376%
平塚一棟マンション CG型 988,940,000円 105,600,000円 936%
品川駅前再開発エリア3区分レジファンド CG型 538,570,000円 43,480,000円 1238%
江東区東陽町区分マンション IG型 179,220,000円 16,000,000円 1120%
三宿エリア複合ビル IG型 131,840,000円 90,000,000円 146%
神奈川県茅ケ崎 IG型 271,380,000円 168,000,000円 161%
田端EXITファンドⅠ CG型 132,300,000円 132,300,000円 100%
練馬区武蔵関Ⅰ CG型 55,190,000円 55,000,000円 100%
渋谷区恵比寿EXITファンドⅠ(会員限定) CG型 14,000,000円 14,000,000円 100%
世田谷区経堂Ⅱ IG型 130,100,000円 80,000,000円 162%
港区広尾Ⅲ CG型 48,500,000円 35,000,000円 138%
世田谷区経堂Ⅳ IG型 49,000,000円 20,000,000円 245%
港区広尾 IG型 49,000,000円 28,000,000円 175%
世田谷区経堂Ⅲ IG型 22,500,000円 20,000,000円 112%
世田谷区経堂Ⅰ IG型 20,000,000円 20,000,000円 100%

すべてのファンドの募集金額に対して、100%以上の応募金額を達成(=達成率100%以上)していることがわかります。

特に「豊島区目白区分マンション」「品川駅前再開発エリア3区分レジファンド」では、募集金額に対して12倍以上の応募金額となるなど、ファンドの人気の高さがうかがえます。

2-3.COZUCHI(コヅチ)の運用終了ファンドの実績利回り

これまでに運用が終了したファンドのうち、実績利回りが公開されているファンドは下記の通りです。

ファンド名 収益タイプ 運用期間 想定利回り 実績利回り
港区広尾 IG型 3ヶ月 4.20% 4.20%
TOKYOマンション7区分ファンドⅠ IG型 6ヶ月 4.50% 4.50%
世田谷区経堂Ⅳ IG型 3ヶ月 6.00% 6.00%
世田谷区経堂Ⅲ IG型 12ヶ月 6.00% 6.00%
世田谷区経堂Ⅰ IG型 3ヶ月 6.00% 6.00%
品川区五反田Ⅱ 限定 CG型 6ヶ月 9.00% 63.1%
練馬区武蔵関Ⅰ CG型 6ヶ月 12.00% 283.5%

実績利回りが公開されているファンドについては、すべて想定利回りどおりまたはそれ以上の利回りとなっていることがわかります。

また、インカムゲイン型ファンドでは想定通りの利回りを達成し、キャピタルゲイン型では想定を上回る売却益を得られていることになります。

運用が終了し実績利回りが公開されているファンドの平均想定利回りは12.23%、会員限定ファンドを除くと平均利回りは5.85%となります。

実際の実績利回りの平均は40.8%、会員限定ファンドを除いても平均30.5%です。実績利回りが想定の200倍以上となったファンドがあるため、非常に高い数値となっています。

実績の検証結果をまとめると、COZUCHIで紹介されるファンドの想定利回り水準は高く、募集金額に対する達成率が高いうえ、実績利回りでも申し分ない、ということになります。

ただし、過去の実績は将来の収益を約束するものではなく、今後のファンド運用に関して同様のパフォーマンスが期待できるとは限りません。このような実績は投資を行う際の判断材料の一つとしてとらえ、リスクを加味した投資判断を行うようにしましょう。

3.COZUCHI(コヅチ)のメリット

上記で解説した過去の実績を踏まえ、COZUCHIのメリットについて確認してみましょう。

3-1.少額から不動産投資ができる

COZUCHIでは1口1万円から不動産投資ができます。現物不動産投資では難しい少額投資ができるというのは、COZUCHIを利用する大きなメリットです。

まとまった資金がなくても投資ができるため、これから不動産投資を始めたい方や、分散投資がしたい方にとって利用しやすいサービスとなっています。

3-2.厳選された不動産に投資できる

COZUCHIを運営するLAETOLI株式会社は、不動産ファンド事業を手掛ける企業です。

不動産投資のノウハウが蓄積された企業が厳選した不動産物件に投資できるというのも、COZUCHIを利用するメリットです。

3-3.運用の手間が掛からない

COZUCHIでは、出資後の手続きや実際の運用を運営会社が行います。投資家が出資した後は、運用期間が終了して配当と元本が償還されるのを待つのみです。

そのため、仕事の忙しい方や投資に関する知識が少ない方でも利用やすいといえます。

3-4.ファンドの運用期間中でも解約できる

不動産投資クラウドファンディングでは、ファンドの運用期間が終了するまで途中解約できないサービスが大半となっています。このため、運用期間が長期になるほどリスクを保有する期間も長くなってしまう点がデメリットと言えました。

一方、COZUCHIでは事務手数料を支払えば、ファンド運用中の途中解約が可能で、解約申請の翌月には換金できます。現金が必要になった場合でも柔軟に対応できる流動性の高さは、COZUCHIならではのメリットです。

3-5.収益タイプを選択できる

COZUCHIで提供されるファンドには「キャピタルゲイン型」「インカムゲイン型」の2種類があります。

キャピタルゲイン型では物件の売却益を、インカムゲイン型では家賃収入などを原資にした分配金収益を期待できます。

単純な利回りや運用期間だけではなく、収益のタイプを選択できるため、投資家がポートフォリオに合ったファンドを選びやすくなっているのもCOZUCHIのメリットといえるでしょう。

3-6.リターンの上限を設定していない

COZUCHIでは、分配利回りの上限を設定しておらず、発生した利益をフェアに分配します。ローリスクの商品設計を重視したファンドからの配当を得られるうえに、高いリターンを期待しやすくなっています。各ファンドにより分配におけるポリシーが設定されているので、事前に確認したうえで投資するかどうか判断しましょう。

3-7.優先劣後方式を採用している

ファンドへの出資に対して優先劣後方式を採用している、というのもメリットです。

優先劣後方式は投資家を保護する仕組みで、各ファンドに対して、投資家だけではなく運営会社も出資(=劣後出資)を行い、ファンド運用によって損失が発生した場合に、劣後出資分から損失の補填が行われます。

劣後出資分までの損失であれば、投資家が損失を被ることがないため、投資リスクを軽減できます。ただし、投資家の出資金が100%守られるわけではないので注意が必要です。

4.COZUCHI(コヅチ)のデメリット・注意点

次にCOZUCHIのデメリットについても確認していきます。注意点も合わせて解説しているので、ご参考ください。

4-1.元本保証がない

COZUCHIを含めたすべての不動産投資クラウドファンディングでは、元本保証がありません。

COZUCHIでは優先劣後方式の採用など、投資家を保護するための仕組みは導入されていますが、経済や社会の状況によっては損失が発生することもあるため、注意が必要です。

4-2.運営会社は上場していない

COZUCHIを運営するLAETOLI株式会社は未上場企業です。

上場企業では決算情報を開示する義務がありますが、LAETOLI株式会社の場合は正確な経営状況を知ることが難しいと言えるでしょう。運営会社の経営状況をできるだけ把握しておきたい方にとって、デメリットとなり得ます。

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4-3.分配金は総合課税の対象となる

COZUCHIで得た分配金は総合課税の対象となり、所得税・復興特別所得税と合わせて20.42%が源泉徴収されます。

またCOZUCHIでの投資(=不動産投資)による利益が20万円を超えている場合、確定申告が必要になり、その分の手間が掛かります。

さらに株式投資のような申告分離課税などの税制メリットはなく、不動産投資クラウドファンディングでの利益が増える分だけ納める税金は多くなります。

4-4.すべての案件に応募できるわけではない

COZUCHIで提供される案件にすべて応募できるとは限りません。出資者を抽選で選んだり、先着順で選んだりするため、ファンドの人気が高いと投資できる確率が低くなるからです。

COZUCHIのファンドは想定利回りが高めに設定されたファンドが多いため、それだけ投資家の人気を集めやすく、投資機会の倍率も高くなりやすいため注意しましょう。

まとめ

今回はCOZUCHIの実績について、過去のファンドを検証してみました。

COZUCHIで提供されるファンドの想定利回りは平均的にみても高く、公開されている実績利回りは想定通りかそれ以上となっています。応募者が多く達成率がすべて100%以上となっていることからも、人気の高さがうかがえる実績と言えるでしょう。

ただし、過去の実績が将来のパフォーマンスを保証するということはありません。過去の傾向も参考としつつも、元本棄損リスクがあることを踏まえ、慎重に投資判断を行っていきましょう。

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山本 将弘

山本 将弘

フリーランスWebライター。主に株式投資や投資信託の記事を執筆。それぞれのテーマに対して、できるだけわかりやすく解説することをモットーとしている。将来に備えとリスクヘッジのために、株式・不動産など「投資」に関する知識や情報の収集、実践に奮闘中。