ハーチ株式会社は、日本中のソーシャルグッドなアイデアや取り組みを英語で配信するウェブマガジン「Zenbird 」で、オンラインイベント「古民家から学ぶサステナビリティ~本当に豊かな暮らしとは?」(Japanese Old Folk House Kominka and Sustainable Hints)を1月17日開催する。今回は「古民家とサステナビリティの関わり」をテーマに、日英二ヶ国語での開催で、日本語話者にも参加しやすいよう配慮した。時間は日本時間の午後8時から午後9時20分。
古民家は、伝統的な建築技法で建てられた古い住宅。木柱、土壁、茅葺き屋根が特徴で、築100年以上のものもあり、日本各地で様々なデザインの古民家が見られる。再利用やリサイクルが可能な自然素材を用いて建てられたものが多く、構造的に柔軟性があり、持続可能な建築物と考えられている。そのため、リノベーションに対するニーズや関心は国内、海外でも高まっている。
しかし、日本の人口減少に伴う空き家問題や、気候変動による地球温暖化など、早急に取り組まなければならない課題もある。同社は、今回のイベントを「サステナブルに暮らすためのヒントや、どんな住居を次世代に残していきたいか、世界中の仲間と考えられる場」と位置づけ、広く参加を呼び掛けている。
プログラムは、全国古民家再生協会理事長の杉本龍一氏によるプレゼンテーションと対話型ワークショップが中心。杉本氏は同協会で全国の古民家再生事例を把握しながら東京を中心に空き家課題解消への取り組みに携わっている。一級建築士としての観点から建物の耐震性を評価し安全に活用し付加価値を付ける施策を行う一方、自ら二地域居住を体験。これからの働き方、住まい方について検証しながら、地域の発展に貢献する活動を行う。また、持続可能な循環型建築を未来の子供達に残すための活動にも注力。
プレゼンテーションでは、古民家の魅力と直面する課題、古民家再生が社会や環境に貢献できること、サステナブルで豊かな暮らしのヒント、斬新なリノベーションアイデアなどを紹介。対話型ワークショップでは、杉本氏が中心となって、未来の住宅を含め「私たちがデザインしたいサステナブルな暮らし」について、ゲーム形式で参加者に考えてもらう。さらに、自分や家族がどんな家に住んでいたいか、幸せに、豊かに暮らすとはどういう意味かなどを、海外からの参加者を交え、参加者全員で意見交換を行う予定。オプションとして、イベントの最後にネットワーキングタイムを設け、参加者同士の交流の場を提供する。
参加費用は①ライブ配信参加1200円 (または9USドル)、②ライブ配信参加とイベントのアーカイブ動画への1ヶ月間のアクセス1700円(または12USドル)。「Peatix」の申込みでは日本円、「Eventbrite」ではUSドルで支払い可能。申込むと主催の Zenbird Mediaから 「Zoom」のURLが送信される。
【Peatixページ】オンラインイベント「古民家から学ぶサステナビリティ~本当に豊かな暮らしとは?」(Japanese Old Folk House Kominka and Sustainable Hints)
【Eventbriteページ】Japanese Old Folk House Kominka and Sustainable Hints
HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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