TECRA株式会社は7月14日、不動産クラウドファンディング(CF)サービス「TECROWD(テクラウド)」で46号ファンド「KHAN VILLA phase2」の情報を公開した。投資対象は、カザフスタンの旧首都アルマティ市郊外にある高級住宅地における戸建住宅の開発プロジェクト。予定運用期間は今年9月1日から14ヶ月、募集金額12億2600万円、年間の想定配当利回りは10%。募集期間は8月3日午後6時から27日まで。最低出資金額 10万円。配当は24年11月30日を予定している。
同プロジェクトは、すでに建築確認を取得し、造成工事が完了している土地を取得し、住宅を建設するための必要資金の出資を募る。アマルティ市郊外で計70棟、延床面積1万8600㎡の戸建住宅を建設する。本ファンドでは、プロジェクトの第二期として、7000㎡の土地に計30棟、延床面積7997.10㎡の住宅の建設を行う。竣工前後から、現地での販売活動を行った後、現地の同社グループ会社に売却、配当・元本償還を行う計画。
優先劣後方式を採用しており、出資総額15億3250万円で、同社グループが劣後出資として3億650万円を負担する。
同社によると、同市近郊の高級住宅の需要は高まっているが、市内中心部への通勤圏内では類似のプロジェクトを行える開発用地は限られているため、希少性という観点でも本プロジェクトにて供給する住宅のニーズは極めて高いことが予想される。第三期以降は、次号以降のファンドでの組成を予定している。
KHAN VILLA phase2は「プレミアムサマーキャンペーン」の対象ファンド。同キャンペーンは、募集枠の一部をKHAN VILLAシリーズファンドの第一弾である44号ファンドの先行抽選で当選しなかった投資家に優先的に振り分ける(受付終了)。今回の募集では同キャンペーンの優先枠を除く一般募集枠部分を先着順で受付ける。
【関連サイト】不動産投資型クラウドファンディング「TECROWD」 [PR]
【関連記事】TECROWDのメリット・デメリットは?
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム (全て見る)
- 不動産クラウドファンディングの事業者が倒産したらどうなる?リスク回避のポイントも - 2023年9月30日
- 不動産CFのLEVECHY、第5号ファンドを10/6募集開始。セカンドホームのサブスクサービス用地を対象に想定年率6% - 2023年9月29日
- 積水ハウスなど3社が日本初「塩ビクロス」のアップサイクル内装壁面建材を共同開発。住宅業界内での循環型モデルを可能にする取り組み - 2023年9月29日
- すまいValueの評判・口コミは?メリット・デメリットや査定依頼の手順も - 2023年9月24日
- 【10/17 オンライン】徹底解説!自分ではなく、お金が働く不動産投資とは - 2023年9月23日