TECRA株式会社は、1口10万円から海外に投資ができる不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD(テクラウド)」の37号ファンド「White House in Chaikina phase2」の募集を11月25日午後6時開始する。対象物件は、カザフスタンの旧首都アルマティ市中心地に近い、高級住宅街に建設予定の高級レジデンス「White House in Chaikina」。募集金額4億8320万円、年間の想定利回りは9.5%。情報公開時審査完了の投資家を対象に先行抽選を実施する。予定運用期間は今年12月21日から12ヶ月、配当・元本償還予定日は24年1月20日。
同ファンドは、White House in Chaikinaの全26戸を建築中の状態で買い上げ、竣工後、現地当社グループ会社に売却し、配当・元本償還を行う。建物は住戸の1戸当たり平均専有面積が130㎡の高級共同住宅で、同社によると、ハイグレードなレジデンスが相次いで建設されている現地でも、ドイツと日本の最新技術を採用した協働プロジェクトとして着工前から話題になっている。
周辺はアルマティ市の中でも比較的標高が高い場所に位置し、空気が澄んだ大変環境の良い人気のエリア。 また、南方に向けて傾斜した山々が綺麗に見える立地を活かし。屋上の面積を増やしてその景観を楽しめる工夫を凝らしたデザインとなっている。
同社は、White House in Chaikinaで27号ファンド(募集金額 3億2千万円)を組成しており、今月10日、同ファンドの元本償還を実施した。当初は22年11月30日運用終了、12月20日に元本償還と配当を行う予定だったが、建築確認の取得が早まったことを受け、予定を早め物件を売却、元本償還と配当支払を実施した。ファンドの運用期間は短縮になるが、配当金額は当初の想定運用期間(8ヶ月)分の金額としたため、年利は11.9%(当初想定10.5%)となった。テクラウドのサービス開始(21年4月)以来、海外ファンドの元本償還は初めて。
テクラウドは提供開始1年7ヶ月で海外26ファンド、国内10ファンドをリリース、総調達額は今年10月時点で50億円を突破した。うち、国内6ファンドはすべて想定通りの利回りで既に元本償還を実施。その他のファンドも、現在すべてのファンドで想定通りの運用、配当支払を実施しているという。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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