不動産CFのテクラウド、30号ファンド5/19募集開始。想定利回り9%

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TECRA株式会社は不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD(テクラウド)」の30号ファンド「Three City Towers(スリーシティータワーズ)」の募集を5月19日午後6時から開始する。対象物件のスリーシティータワーズは、カザフスタンの旧首都アルマティ市の中心に建設予定の商業施設と住居の複合施設。募集金額は4億4300万円 (別劣後出資1億8960万円)、想定利回りは年利9%、最低出資金額10万円。運用は6月21日から10ヶ月を予定している。

対象物件の建設予定地は、アルマティ市の中心である市庁舎から1km圏内。市街でも最も交通量が多いアルファラビ通りとナザルバエフ通りが交差するポイントに位置し、商業施設としても住居としても高い需要が見込まれるエリアという。

今回のファンドの対象となるプロジェクト第一期は、土地面積5821㎡、延べ床面積5万550㎡(住居部分2万6800㎡、商業施設部分2万3750㎡)の建物の建設となり、第一期のファーストステップにあたる。すでに開発許可を取得済の開発用地を取得し、建物の建築確認を取得するための必要資金の出資を募るファンド。第一期終了後には順次、第二期、第三期として、第一期の周囲、土地面積2万1000㎡で、55階建ツインタワーの建築を行う予定。プロジェクト全体は「東京都心部に例えると六本木ヒルズのような複合商業ビルの構造。市の将来の新たなランドマークとして期待されている」と同社。

現地では建築確認取得後でないとプロジェクト資金の融資が実行されないため、本ファンドでも建築確認取得後に同社グループ内金融機関のインベスコアNBFI JSCから融資を受け、TECRA社の固有財産に振り替えた上で配当・元本償還を行う。ファンド償還後は2024年10月の竣工予定で工事を開始する。

物件のコンストラクションマネージャー(建設監修)はドイツに本社を構えるKVLグループのカザフスタン現地法人。アルマティ市内でも15年以上の不動産開発実績を有する。

同ファンドは優先劣後方式で、TECRA社を含むインベスコアグループ各社が劣後出資を行う。ファンドの償還時に元本割れが発生した場合は同グループが先に損失を負担する仕組み。

TECRA社は「はじめて投資でAmazonギフト券プレゼント!」を実施中。5月に募集を開始するファンドを対象に、①TECROWDへの会員登録および投資家審査が完了している②対象ファンド以前にTECROWDへの投資経験がない③対象ファンドに申込みおよび入金が完了している投資家を対象に、Amazonギフト券3000円(Eメールタイプ)をプレゼントする。ファンド成立後、登録のメールアドレス宛に送付予定。

【関連サイト】TECROWD
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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