海外不動産クラウドファンディング「TECROWD(テクラウド)」を運営するTECRA株式会社は、「ウクライナ人道危機 緊急支援&仮設住宅建築支援プロジェクト」で、支援額が5月23日現在、1073万8322円(目標金額1千万円)に到達した。参加人数は402人。また、ウクライナ現地で仮設住宅を建築し寄付する計画について、建築予定である仮設住宅の建築手法などの詳細を公表した。
同プロジェクトでは4月22日に寄付受付を開始、寄付は1円から、「テクラウド」会員以外でも寄付できる。支援金はウクライナ政府(在日ウクライナ大使館)へ直接寄贈、避難民や市民への食糧や避難所の提供、衣類、靴、薬などの生活物資、国民への資金援助に充てられる。
また、同社グループは支援金の50%相当を別途拠出し、ウクライナで仮設住宅を建築し寄付する。 仮設住宅の建築手法は、現地で組み立てて短期で完成する「断熱パネル工法」を採用予定。安全性の高い住宅を短い工期で完成させられるよう、工場で加工した建築資材を現地で組み立てる工法で、現地で住む家を失った人々に早急に住宅を提供し、迅速な支援に繋げる計画。
工場内でパーツを加工・完成させることで、着工から完工までの工期を圧縮する。現地での建築に入る前に、建築予定の建物の品質を担保するため、テストケースとして1棟、日本国内にて建築する予定。 現在、中国の工場で資材を加工しており、資材が整い次第、今月末ごろまでに日本に輸入、6月中に神奈川県内某所で完工というスケジュール。日本でのテストで問題が無いことを確認でき次第、現地での建築を予定している。
仮設住宅の建築予定土地の選定は、現地パートナーなどと、ウクライナ西部の都市を複数検討中。すでに何都市か候補はある状態だが、状況を鑑みながら慎重に選定する。
また、本プロジェクト終了後、第二ステップとして本格的な仮設住宅や常設住宅の供給、第三ステップとしてインフラの再整備等、復興に向けたサービスを提供していく。
【プロジェクトURL】ウクライナ人道危機緊急支援&仮設住宅建築支援プロジェクト
【関連サイト】TECROWD
【関連記事】TECROWDのメリット・デメリットは?
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム (全て見る)
- 【12/4 東京都 港区】老後に月20万円の家賃収入を手に入れる方法 - 2024年11月19日
- 【11/30 東京都 港区】【医療業界で働くオーナー生の声】 本音で語る!私が中古ワンルーム投資を始めた理由 - 2024年11月19日
- シノケンのアパート経営の評判は?営業、融資、物件、入居率の評判・口コミ - 2024年11月15日
- 【11/27 東京都 港区】【金融機関で働くオーナーの生の声】失敗から学ぶ不動産投資の成功への道 - 2024年11月12日
- 【11/29 オンライン】TSMCで賃貸需要高まる熊本、アパート経営事情を徹底解剖! - 2024年11月12日