分譲マンション購入・売却検討者23万人を有する不動産のセカンドオピニオンサイト「住まいサーフィン」を運営するスタイルアクト株式会社が21日、発表した「マンション購入検討者の定例意識調査」で、購入意欲は前回調査の48.6%から59.4%に増加。新築分譲マンション以外を検討しない割合は20%を切り、全42回の調査の中で最低の値となった。
調査はスタイルアクト社のインターネットサイト「住まいサーフィン」の登録会員23万人のうち、 直近3か月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人のみを対象とし、マンション購入に対するアンケートを実施するもので、第1回目は2008年1月、今回が42回目。供給者側の分譲価格・初月契約率・在庫数は公表されているものがあるため、購入検討者の心理を四半期単位で時系列比較している。
今回の調査では、購入したい物件数が「1件も無い」が33.3%と、前回調査の40%から約7%減少、購入検討者が魅力的に感じる物件が増えている。

購入意欲が「増した」人も、前回調査の48.6%から59.4%に増加した。

ただし、現在の購入価格を「高い」と回答している割合は63.7%と、決して低くない。価格が高いと認識しているにも関わらず、購入意欲は上昇傾向であることが分かった。

また、「新築分譲マンション以外を検討していない」割合は20%を切り、過去の調査と比較しても最低の値となった。同時に、中古マンションとあわせての検討割合が80%に達しており、中古マンションも含めた購入の検討が増えていることが伺える。

住まいサーフィンは無料会員制。マンションの売買をする時に知りたい情報を「見える化」し、購入・売却検討者が知ることが難しかった不動産情報を提供する。マンションの査定価格・相場情報と会員の物件評価・デベロッパー評価などの豊富なコンテンツを持つ。マンション査定207万戸、新築マンション価格表13万戸、最近3年の新築物件の価格予想を掲載。会員数は約23万人(2018年9月時点)。
【参照記事】[住まいサーフィン]第42回マンション購入に対する意識調査の公表
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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