不動産CF「オーナーズブック」、4月1日から18歳も投資家登録可。成年年齢の引下げに対応

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ロードスターキャピタル株式会社は、グループで運営する不動産特化型クラウドファンディング(CF)「OwnersBook(オーナーズブック)」の投資家登録の条件を4月1日から18歳に引き下げる。同日から民法の一部改正により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられることに対応した。

新たに成人となる18歳、19歳はもちろん、現在17歳で4月1日以降に18歳の誕生日を迎えれば投資家登録が可能。登録は、サイトからメールアドレスで登録を申請し、仮会員登録完了メール記載のURLをクリック、必要事項を入力すれば完了。

実際に投資を行うには、ログイン後トップページの「投資家申請」をクリックし、投資家申請画面に沿って必要事項を入力、出金用の銀行口座確認書類および本人確認書類を提出する。本人確認書類の提出方法はスマホでクイック本人確認、ハガキの受領の2種類を選べる。投資用資金を指定口座に入金して、不動産投資開始となる。

同サービスは貸付型とエクイティ型の2タイプ。貸付型は一口1万円から投資可能で、オーナーズブックの案件のほとんどを占める。資金需要のある法人への融資資金をオンラインで募り、融資先からの利息を投資家への配当原資として分配することを目的とした投資商品で、安全性を高めるため全案件に不動産担保をつけている。実績利回り(年換算・内部収益率)は4%~6%が中心。

エクイティ型は、不動産信託受益権等を購入する際の自己資金(エクイティ)に当たる部分をオンラインで募る。投資対象資産が生み出す収益および売却益を投資家への配当原資として分配することを目的とした投資商品。第1号案件の対象不動産は2021年9月に売却、売却価格に基づいて試算を行ったところ、利回り(年換算・内部収益率)は 20%前後、配当総額(Equity Multiple)は当初投資額の 2 倍前後となる見込み。

成人年齢の引き下げに対応する金融サービスは多い。一方で、10代が自分の意思で投資が行える環境に、トラブルを懸念する声もある。4月から、高校では新しい指導要領に基づいた家庭科の授業が始まり、金融教育の授業が組み込まれている。10代半ばから金銭リテラシーを高め、若年から資産形成を実践できる社会へ変化していけるか。分岐点の新年度が始まる。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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