住宅ローンバウチャー「モゲパス」、借入可能額に応じて三菱地所レジデンスの物件を表示開始

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住宅ローン借り入れ可能額証明書「モゲパス」サービスを提供する株式会社MFSは1月6日から、三菱地所レジデンス株式会社にモゲパスを取得した住宅購入希望者の紹介を開始した。

これまでの家探しは、物件を決めた後に住宅ローン審査の申込みを行うことが一般的であり、自分が借り入れできる金額がわからず、物件選びの予算を把握しにくいという難点があった。そのため、希望の物件が見つかっても想定通りの金額のローンが借りられないケースもあり、住宅購入希望者、販売を行う不動産会社にとって非効率な状態にあった。

モゲパスは、サイト上で17項目の情報を入力するだけで自分が借りられる住宅ローンの金額と金利が記載された借り入れ可能額証明書を無料で取得できるサービス。金融機関の審査の前に約90%の精度で借り入れ可能額を推定する。MFSが住宅ローンコンサルティングで培った総額300億円、1200件以上の住宅ローン媒介のノウハウを活用し開発、2019年7月から提供を開始した。

今回の提供により、購入希望物件のタイプや地域を指定すると、マイページ上に借り入れ可能額に応じた三菱地所レジデンスが提供する物件などが表示される。さらに購入を検討したい物件を指定すると、三菱地所レジデンスの営業担当者から物件に関する詳しい情報が提供される。高い確率でモゲパス通りの条件で住宅ローンが借りられるため、ユーザーは住宅ローン審査で否決になる心配がなくなり、不動産会社の営業担当者は安心して商談ができる。

MFSは、オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を運営し、住宅ローン利用者・利用予定者に、ITを活用した新規借り入れ・借り換え関連サービスを提供。モゲパスのほか、新規借り入れ・借り換え先の金融機関の選定、申込手続きの代行、完済までのローン管理機能がある。2018年10月からは不動産投資ローンマッチングサービス「モゲチェック不動産投資」を開始、不動産投資家に向けた借り換えサービスおよび借入可能額判定サービスを手掛ける。今後もモゲパスと提携する不動産会社を増やすことで、住宅購入希望者がより効率的に不動産購入ができる環境を提供していく方針。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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