クラダシ、株主優待制度開始。株主に「Kuradashi」での買い物体験機会を創出

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ソーシャルグッドマーケット「Kurasashi」
画像はKurasashiのウェブサイトより。画像内の実績は2024年6月15日時点。

株式会社クラダシは2024年6月に行われた取締役会にて、株主優待制度の導入を決議したと発表した。

株主優待制度を導入する目的は、株主の支援に感謝の気持ちを表すとともに、株式への投資の魅力を高め、より多くの株主に中長期的に株式を保有してもらうこと。さらに、クラダシが運営するソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」での買い物を通じて、株主にフードロスという課題や買い物が社会貢献につながる事業についての理解を深めてもらい、ファンになってもらうことを目指すとしている。

株主優待の対象となるのは、毎年6月末現在の株主名簿に記載または記録された、クラダシの株式1単元(100株)以上を保有する株主。保有株式数に応じて、同社サービスのソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」にて利用可能なギフトカード「Kuradashi Gift」が贈呈されるという。

100株保有している株主には「Kuradashi Gift」2000円分、200株以上保有している株主には「Kuradashi Gift」4000円分が贈られる。毎年9月中旬ごろに届く予定で、株主優待制度は2024年6月30日時点で、開始されるという。

クラダシは2022年6月に社会的企業「B Corp」の認証を取得。同認証を受けた企業として2023年6月に日本初の上場を果たした。「B Corp」とは、福利厚生から慈善事業、サプライチェーンの管理、原材料の調達など、さまざまな要素において、パフォーマンス・説明責任・透明性で高い基準を満たしていることを証明するアメリカ発祥の国際企業認証のこと。世界80ヵ国以上、6000社以上が取得しており、昨今注目を浴びるサステナビリティ系認証だ。

同社が運営する「Kuradashi」は、普段の買い物を通じて社会貢献を目指すプラットフォーム。フードロス削減を目指し、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある食品などを、おトクに販売。売り上げの一部を環境保護・災害支援などに取り組むさまざまな社会貢献団体へ寄付するなど、SDGs17の目標を横断して支援している。

【関連サイト】社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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