単身者の貯⾦額は100万〜500万円中心、半数が投資。FJネクストHDが「ひとり暮らしのふところ事情」調査

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キャッシュレス化に急激な円安、物価高騰。さまざまなお金の動きを、ひとり暮らしの若者世代はどう考えているだろうか。株式会社FJネクストホールディングスが7月20日発表した「⾸都圏の単⾝⽣活者 『⽣活事情』アンケート第13弾」は、ひとり暮らしの「ふところ事情」について、金銭感覚や投資・副業などに質問を投げかけている。

調査は今年6月3日から6日にかけ、⾸都圏(東京都、埼⽟県、千葉県、神奈川県)在住の独⾝・ひとり暮らしの20代〜30代の男⼥400人を対象にインターネットで実施した。職業は会社員(正規・非正規)の304人が最多。調査によると、貯⾦額は100万円~500万円が中心で、⽬的は「⽼後の備え」が2位。副業をしている人は 2 割超で、副業収⼊は全収⼊の1割程度。半数が投資をしており、投資の種類も多彩になっている。

質問は①あなたはお⾦に執着するタイプですか、しないタイプですか②あなたにとって「⼤枚をはたく」とはいくら位ですか③公共料⾦、家賃など必要経費を除いたひと⽉のあなたのお⼩遣い(⾃由に使えるお⾦)④現在の貯⾦額(銀⾏貯⾦・郵便貯⾦)はおおよそいくらですか(投資資産は除く)⑤現在、貯⾦している人に、貯⾦の主な⽬的は何ですか(3つまで選択)⑥投資はしていますか(している人は投資の種類)⑦副業をしていますか。副業の収⼊が全収⼊の何割を占めていますか⑧家計簿はつけていますか⑨普段、財布に⼊れている現⾦はおおよそいくらですか⑩普段の平⽇のランチ代は⼤体いくら位ですか。

第1問でお⾦に対するこだわりについて聞いたところ「どちらかと⾔えば執着するタイプ」(45.8%)と「執着するタイプ」(25.5%)を合わせ7割強(71.3%)がお⾦に「執着する」と回答。気楽なイメージのある若年の独身者だが、将来への不安感からか、お⾦に対するこだわりは強いといえる。

ひと⽉の⼩遣いは3万円〜5万円が相場。「10万円以上」が2割超(22.5%)で、全体の平均⾦額は5万8230円となった。

8割以上(84.2%)が貯⾦をしており、貯⾦額は「100万円」(12.5%)、「300万円」(11.5%)、「200万円」(9.3%)、「500万円」(8.5%)の順。100万円から500万円が貯金額のボリュームゾーンだ。1000万円以上という⼈も1割以上(13%)いる反面、「貯金はしていない」人も15.8%いた貯⾦をしている⼈(337⼈)の平均⾦額は 396万2462 円だった。

貯⾦の⽬的を訊ねると「いざという時のため」(62.9%)が圧倒的多数。次に多かったのが「⽼後の蓄え」(33.5%)だった。「旅⾏・レジャー資⾦」「趣味の活動費」「物品購⼊資⾦」といった当⾯の出費も予想される中、3割超(30代は43.4%)は早くも⽼後を意識し、備え始めているのがうかがえる。「老後2000万円問題」が若年層にも影響していると同社は推測する。

貯金に続いて投資に関して質問したところ、全体の半数(50.3%/201 ⼈)が投資をしており、投資の種類は「投資信託」(69.7%)「株式」(53.7%)、「不動産投資」(8%)「⾦・プラチナ」(6%)など幅広い。

投資をしている⼈が半数に達しているのは、スマートフォンやSNSの普及によって情報を⼊⼿しやすくなったことで、若年層も投資しやすい環境になっていることが要因と考えられる。男女別では男性6割(60%)に対し⼥性4割(40.5%)と差が⾒られた。

コロナ禍も後押しし、⾮接触のキャッシュレス化が世の中に浸透したが、財布に「現⾦を⼊れていない」⼈は 6.3%と意外に少ない。回答⾦額の内訳は「1万円」(31.8%)が最多で、以下「5千円」(19.5%)「2万円」(13.3%)。財布には1万円前後⼊れておく人が多数派のようだ。

ほか、「⼤枚をはたく」の「⼤枚」は「10万円以上」が26.3%とトップ、「1万円以上」という回答も20%。1万円〜10万円以上が約9割だった。半数が家計簿をつける、平⽇のランチは半数が「500 円以下」で済ませるなど、堅実な意識と行動が顕著だった。

FJネクストホールディングス社はグループ会社の経営管理、不動産特定共同事業、不動産の企画開発、売買を手掛け、首都圏では「ガーラマンションシリーズ」を展開している。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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