世界初の仮想通貨インデックスファンドを手掛けるCRYPTO20は11月13日、仮想通貨投資の不安定性への解決策提案するICOキャンペーンを日本においても開始された。ICOではすでに9億円を調達している。
CRYPTO20では仮想通貨の市場インデックスを追う目的でICOで調達した資金を仮想通貨の原資産購入にあてる。投資家は同ファンドの発行するトークンを保有するだけでトップ20の仮想通貨資産に分散投資が可能だ。トークンはいつでも売却や両替が可能で解約手数料・ブローカー手数料・相談手数料が発生しない。また、毎週リバランスが実施される上、資産の最大比重を10%と設定していることで時価総額の高い仮想通貨だけに資産が偏らないことも特徴だ。
ビットコインをはじめとする仮想通貨はボラティリティの高さや一般投資家の印象を損なう報道が目立つことから敬遠されがちなアセットクラスのひとつだ。同ファンドでは、こうした投資家目線に立って仮想通貨投資のリスク要因の分析をすることで、不安定な市場でもリスクを最大限に抑えながらもより簡単に仮想投資に参加できるようにしたい考えだ。仮想通貨やICOはまだ不安定さが先立つ市場であるため、同社の取り組みが市場の安定を促す一歩となることが望まれる。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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