ブリッジ・シー・キャピタル「CREAL」が20年度グッドデザイン賞受賞。新しいESG不動産投資の実現で評価

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クリアル株式会社は10月1日、同社が運営する不動産投資クラウドファンディング「CREAL」が、2020年度グッドデザイン賞(公益財団法人日本デザイン振興会主催)を受賞したと発表した。

クリアルは、1万円から不動産投資が始められる不動産投資CFサービスとして、一般個人投資家が保育園や学校など、REITや機関投資家の資本が届きにくい社会インフラへ投資することを可能にした。サービス名は、契約や不動産管理など面倒な実務をインターネットで簡略化し、不動産投資において必要な情報を明確(クリア)にした、本物(リアル)の不動産投資CFを意味する。2018年11月にサービスを開始、累計調達額50億円を突破、不動産投資CFサービス運用資産残高1位を獲得している。すでに16ファンドを売却完了しており、予定利回りの通りに配当し、2020年8月末時点で元本の棄損はない。

ESG不動産投資とは、人口減少や少子高齢化等の喫緊の諸課題の解決に寄与する「環境・社会・企業統治」に配慮した不動産投資を指し、SDGs(持続可能な成長目標)達成にも寄与する。クリアルは認可保育園・専門学校・地方創生につながるホテルなど、ESG不動産投資ができる点が特徴であり、今回の受賞では、新しい形のESG不動産投資を実現している点が評価された。

CREALが2020年度グッドデザイン賞受賞

受賞にあたり、同社はサービス開始の経緯について「手軽に楽しく安定的な新しい資産運用サービスを提供するため、投資判断にあたっての必要な情報を見やすく整理されたUI/UXを意識している。特に投資対象の情報透明性にはこだわり、マーケットやリスク、リターンの詳細など、REITと同等以上の情報提供や、運営者のインタビュー動画を掲載するなど、投資家の時間的・費用的な手間を省略しつつ、納得して投資できる工夫をしている」と説明する。これは2017年ごろからソーシャルレンディング業界において、情報の透明性が二の次とされていた状況に一石を投じるとともに、初心者でも安心して不動産投資ができるサービスを作りたいという想いからだ。また、サービスの特性上、様々な法令に遵守する必要があるため、法務部門と協議を重ねた上でデザインしてきたという。

審査委員は「不動産投資はREITのイメージが強いが、投資型CFの仕組みを活用することでREITでは届きにくい社会インフラへの投資を可能にしている点で、新しい形のESG不動産投資の形を実現している」と評価。「今後も投機目的だけでなく、ESG投資についても平行して注力していくことを期待したい」としている。

グッドデザイン賞は1957年創設の「グッドデザイン商品選定制度」を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーション活動。暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に毎年実施され、国内外の多くの企業・団体が参加している。

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