「熱海で眠る価値を掘り起こし、地域活性化促進へ」不動産投資CFのCOZUCHIで熱海市の地方創生PJが9/10募集開始。5億円超の資⾦調達へ

※ このページには広告・PRが含まれています

不動産投資クラウドファンディング(CF)サービス「COZUCHI(コヅチ)」で9月10日午後7時、「熱海 ACAO FOREST Parkingプロジェクト」の募集が開始される。静岡県熱海市の統合型リゾート「ACAO SPA & RESORT」の敷地中心に位置する有料駐車場(土地面積3292.68㎡)を投資対象とし、賃料収入を配当原資とするファンド。募集金額5億4900万円、想定利回りは年利4%(インカムゲイン4%)で、想定運用期間は9月29日から2033年9月28日まで10年間の中長期運用となる。投資申込みは1口10万円。上限は9990万円。先着順で、募集期間は9月15日午後1時まで。

同プロジェクトは、静岡県熱海市の統合型リゾートACAO SPA & RESORT株式会社とコヅチを運営するLAETOLI 株式会社、東⽅⽂化圏における芸術活動⽀援や地域再⽣の活動などを⾏う「東⽅⽂化⽀援財団」による、熱海の地⽅創⽣に向けた新事業から発した。3者が協力し「熱海で眠る⼟地や建物など“未”流動資産の現⾦化と、その資⾦で熱海の地域活性化を促進するスキームの構築」を⽬指す。

ACAOリゾートは市の中心市街地の南方に、市街地と同規模の約66万1157㎡の広大な敷地を擁する複合リゾート施設。かつては「ホテルニューアカオ」を中心に運営されていたが、バブル経済崩壊後に債務超過に転じ、その後も負債が拡大。2022年に創業家が経営から退き、元寺田倉庫CEOの中野善壽氏が代表取締役CEOとして就任、事業の創生を進めている。22年12月には中核施設であったホテルニューアカオとロイヤルウィングを外資系ファンドへ売却し、現在はリゾートACAO FORESTとBEACH中心に運営している。

計画では、27年までに約160億円をACAOリゾートに投資。森林エリア約10haにウルトララグジュアリーホテルの誘致やドームテント型Villaタイプの宿泊施設の建設、ビーチエリアに、建築家隈研吾氏が設計を行うVillaの建設、ハーブガーデン内のワークショップスペースの改装やカフェの新設、高級会員制プライベートビーチの立ち上げ、ジムの新設などを予定している。

対象物件について、LAETORI社は「リゾート利用者向けの駐車場として運営されている土地を運用資産とするもので、ACAOのリゾート創生計画と共に今後安定的な運用が期待される」としている。同社は9月7日に700万円の事業者出資を実施した。

配当日は第1回が2024年8月30日、以降は年2回実施し、最終配当・償還日は33年 11月28日を予定。先着方式のため、応募率が150%まで達した段階で募集を終了する。


【関連サイト】COZUCHIのサイトを見る[PR]
【関連記事】COZUCHIの評判・概要

※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チームは、不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基礎知識からローン融資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」