LAETOLI株式会社は、不動産投資クラウドファンディング(CF)サービス「COZUCHI(コヅチ)」で、新ファンド「渋谷区道玄坂プロジェクト」の募集を10月16日午後7時から開始する。同ファンドは東京都渋谷区の道玄坂エリアで、「渋谷駅」から徒歩1分の賃貸店舗ビルが投資対象で、将来的な建替えを見据え、開発用地としてデベロッパーや投資家へ売却を目指す。募集金額17億円、想定利回り(年利)4.5%(キャピタルゲイン3.7%、インカムゲイン0.8%)、予定運用期間は10月31日から2024年12月30日までの1年2ヶ月。募集は10月19日午後1時まで。先着方式で、応募率が120%に達した時点で受付を終了する。
投資対象の物件が所在する道玄坂エリアは、JR線と京王線の接続部分を取り囲まれた形で形成されており、大通り沿いはランドマークとなる建物や大型ビルが立地する一方、裏通りは中小規模の飲食店が集積して雑多な雰囲気を形成しており、昼夜を問わず人通りが多く、繁華性が高い。
建物は、土地面積126.11㎡、鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階、地上4階建。築56年の旧耐震基準の古い建物で、同社は「本物件含め周辺には築古ビルが多く、飲食店舗が入居していることを鑑みると一定の防災対策が求められる。そのため、将来的には建物を解体し、新築不動産の開発が進むことが期待されており、本ファンドは開発のアーリーフェーズに携わるプロジェクトになる」と説明する。
物件の全6区画は現在満室稼働中で、現行テナントとの契約形態は全て定期借家契約なため、最長2028年までに全テナントの退去が確定しており、退去後、本物件は解体され開発が行われる予定。また、開発用地としては、容積緩和等の制度を利用することで、現行建物の容積を大きく上回るボリュームの建物の建築が可能。現況4階建てだが、最大9階建ての建物の建築が可能という。「賃貸できる床面積が増加すれば収益性は高まり、買主側であるデベロッパーが一定の販売利益を狙えるため、デベロッパーからの取得ニーズが期待できる」と同社は見込んでいる。
ファンドの運用開始後、本物件に入居する各テナントへ双方の利益に繋がる提案と交渉を行い、デベロッパーが開発に早期着手できる開発用地として価値向上を図る。
最小投資金額1万円、最大投資金額3千万円。コヅチでは優先劣後方式を採用しており、出資比率は、優先82.4%、劣後17.6%。配当は24年11月 29日と25年 1月29日の2回、償還は25年1月 29日を予定している。
キャンペーンとして、本ファンドに10万円以上出資すると必ず出資金額の0.5%相当分のAmazonギフトカードをプレゼントする。キャンペーン期間はファンド募集期間と同じだが、応募額が募集額上限に達した場合、期間内でもキャンペーンは締切となる。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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