海外不動産エージェント事業の株式会社ビヨンドボーダーズは3月10日、カンボジアのプノンペンに物件と賃貸管理サポートのため「ジャパンデスク」を設置したと発表した。投資目的としたカンボジア物件の購入ニーズが増え続けていることから、管理業務や入居者の相談に応えるため、日本人スタッフと日本語が堪能なカンボジア人スタッフが常駐する。
同社の運営する海外不動産物件情報プラットフォーム「SEKAI PROPERTY」を介して購入された現地の物件の総額は30億円を超えた。物件所在地のほとんどは、首都プノンペンで、外国人駐在員や現地の富裕層が住むエリア。
同社によると、東南アジアの不動産投資物件は完成前の物件を購入する「プレビルド」での購入がほとんどで、これまでに購入された物件が次々に竣工してきている。このため、同社では不動産の販売の他、物件の管理業務、賃貸管理業務を今年度から開始し、一気通貫でカンボジア不動産物件に関するサポートを強化する。
2021年のカンボジア政府の発表によると、首都プノンペンは今後15年間で、人口が3倍になると予想され、今後も住宅需要も拡大が予想される。現在、同社で管理している物件で賃貸付けしているテナントの8割以上が外国人駐在員で、うち半数が日本人。ジャパンデスクを置くことで、今後も現地で暮らす日本人の方に快適な住まいの提案・提供を目指す。
さらに、これまでは在カンボジア日本人向けの住宅サポートが中心だったところ、日系企業のオフィスや商業施設などのビジネス物件のマッチングの引き合いも多いため、「SEKAI PROPERTY」で多様化するニーズに応えていく。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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