「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」寄付月間2021賛同企画の内容や参加方法、チェックポイントも

2015年から始まった「寄付月間」は寄付月間推進委員会が行う寄付の啓発キャンペーンで、毎年12月に開催されています。

2021年は過去最多である741の法人が賛同パートナーとして参加、130件のイベントが開催もしくは開催予定です。賛同企画にはどのようなものがあるのか、どのような団体・ジャンルのイベントが行われるのか気になる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、寄付月間~Giving December~の概要、寄付月間2021の賛同企画4種、参加の注意点を解説していきます。

目次

  1. 寄付月間~Giving December~とは
  2. 寄付月間2021の賛同企画4つの参加方法
    2-1.オンライン開催のシンポジウム・講演など
    2-2.チャリティーイベント
    2-3.寄付募集のキャンペーン
    2-4.その他
  3. 寄付月間へ参加するにあたっての注意点
    3-1.プロジェクトの選び方
    3-2.開催期間をチェックしておく
  4. まとめ

1.寄付月間~Giving December~とは

寄付月間~Giving December~寄付月間~Giving December~は寄付月間推進委員会が開催する2015年から始まった寄付の啓発キャンペーンで、2021年12月で7年目となります。

12月という1年の終わりの月に「欲しい未来へ、寄付を贈ろう。」というキャッチコピーと共に寄付を広め啓発していくイベントです。2021年は11月30日時点で過去最多である741の賛同パートナー法人が参画し、全国各地で 約130件の賛同企画が既に開催、もしくは今後開催される予定です。

新型コロナ感染症の影響で約6割はオンライン開催となっており、場所を問わず参加できる企画も多く見られています。

運営の主催企画は3つあります。まず、キックオフミーティングとして12月1日にクラウドファンディングサイトのREADYFOR株式会社代表取締役と共同事務局の大学生が寄付文化醸成についてお話するイベントが開かれました。

さらに12月8日にはオンラインによる寄付月間ビブリオバトル、12月22日には寄付者限定のオンライン交流イベント「今年、どんな寄付をした?」を開催予定です。ビブリオバトルは参加者全員が5分以内に本を紹介し、チャンピオンを決定する本を通じた交流イベントです。

他には寄付月間ロゴグッズを販売する限定ショップが開設されていたり、文章や音声・動画などを投稿できるプラットフォームサービスの「note」にて、ハッシュタグ「#寄付について考える」をつけて投稿する企画などが開催されています。

寄付月間ショップではマスクとステッカーを販売しており、売り上げから原価と経費を引いた金額が寄付月間の活動資金となります。

2.寄付月間2021の賛同企画4つの参加方法

寄付月間2021の賛同企画には、以下の4種類のイベントやキャンペーンがあります。

  • オンライン開催のシンポジウム・講演など
  • チャリティーイベント
  • 寄付募集のキャンペーン
  • その他

2-1.オンライン開催のシンポジウム・講演など

新型コロナ感染症の影響で多くの賛同企画がオンライン開催となっており、寄付に関するシンポジウム・講演など、著名人や寄付者が複数人で対談を行うイベントがあります。

例えば、長野県長野市のNPO団体30のネットワーク組織ながの協働ねっとのオンラインイベント「寄付の透明化を目指そう」や、コモンズ投信株式会社の「寄付は、どうしたらもっと促進しますか?」など、寄付をテーマに対談を行うイベントが多く開催されます。

その他、一般社団法人全国レガシーギフト協会の「遺贈寄付サロン」や、NPO法人シングルマザーズシスターフッドの「親子で学ぶ!お金の教室」など、幅広いテーマでのオンラインセミナーも開催されますので、興味がある方はチェックしてみましょう。

公益社団法人アニマル・ドネーションの「はじめての保護犬猫セミナー〜里親を考えているあなたへ〜」、株式会社SAKURUGの「寄付デビューは10代から?!お金を使わない寄付のカタチを知ろう!」など、金銭以外の寄付に関する講演もあります。

2-2.チャリティーイベント

慈善活動や社会貢献のための催しとなるチャリティーイベントとして、寄付月間ではオンラインとリアルの両方で開催されるものがあります。

株式会社グッドスポーツでは、東日本大震災復興イベントとして「みかんリレーマラソン」を12月4日に開催しました。参加者は参加費を支払いますが、参加費の中から1人100円を義援金として日本赤十字を通して現地に送る仕組みとなっています。参加した賞品としてみかんが貰えるユニークなイベントです。

また、寄付月間日本大通実行委員会は、「寄付月間2021日本大通り〜寄付でつなぐ未来へのバトン〜」と題し、神奈川県横浜市関内とオンラインのハイブリッドイベントを開催します。12月7日~21日までオンラインイベント・セミナーや横浜市でワークショップ、ミニコンサート、フェアトレード商品の販売などをNPO法人や企業など18団体が参加予定です。

その他には、個人が行う「ポイ活寄付」や、アジアの女性と子どもネットワークの「フェアトレード商品を今年のクリスマスプレゼントに!」、一般社団法人チョイふる「普段の生活で出会えない「おもちゃ」や「絵本」を、困難を抱える子どもに届けませんか?」など、多数の企画があります。

2-3.寄付募集のキャンペーン

不要になった本・ゲームなどを買い取ったお金で寄付をする「チャリボン」を運営する株式会社バリューブックスが、1件につき500円(ONE COIN)の寄付金を上乗せし、NPO法人桜ライン311に寄付を行うキャンペーンを行います。

NPO法人桜ライン311は、東日本大震災による津波の到達点に桜の木の植樹を行い、震災と津波の被害を後世に伝えることを目的とした団体です。

その他、募金サイトの大手であるYahoo!ネット募金では、「Yahoo!ネット募金 寄付月間特集」として寄付月間の特設ページで様々な困難抱える子供達への支援、災害支援など幅広い寄付を呼び掛けています。

金銭による寄付だけでなく、寄付の手段にもこだわった企画も見られます。例えば、千葉県にある麗澤中高SDGs研究会の「文房具回収企画」、一般社団法人ハートフルファミリーによる、シングルファミリー6000世帯にクリスマスプレゼントを届けるクラウドファンディングの実施などがあります。

寄付月間を機会に、多くの人に寄付への興味・参加を促す企画が中心となっています。

2-4.その他

上記の他にも、ユニークなプロジェクトを実施する団体を2つ紹介します。

一般財団法人全日本大学サッカー連盟では、11月末から3月までの4つの大会で来場者数に応じた寄付や「ONE GOAL ONE COIN 」という1つのゴールにつき500円(ワンコイン)を寄付するプロジェクトを実施します。これまで寄付に興味が無かった方であっても、ゲーム性があることで寄付について考えるきっかけともなりやすい企画であると言えるでしょう。

その他、NPO法人チャリティーサンタでは、所定の書店やオンライン書店で本を購入することで、全国の子供達にボランティアのサンタクロースが本を届けるという独自の取り組みを行っています。

経済的に問題を抱えている、病気である、入院している、親を亡くした、災害の被害に遭う、コロナ禍で困難な状況にいるなど、本に触れる機会が少ない子供達が対象です。これらのユニークな企画が提案されているのも、寄付月間が持つ強みの一つです。

3.寄付月間へ参加するにあたっての注意点

寄付月間に参加する際には、プロジェクトの選び方と開催期間に注意しましょう。

3-1.プロジェクトの選び方

プロジェクトを選ぶ際には、寄付月間のウェブサイトから、「Eventイベントに参加する」「Donate寄付をする」から希望する方を選び、自身が興味のあるプロジェクトの詳細を閲覧してみましょう。

寄付月間には多くの団体が様々な企画を開催するため、「どうやってプロジェクトを選べば良いか分からない」という方もいらっしゃることでしょう。自身にとって負担が少ない方法を選ぶことも大切です。無理のない範囲で、参加や寄付を検討しましょう。

寄付を行う際には、プロジェクト・団体の目的や詳細を確認することで、希望する形の寄付に繋がっていきます。まずは複数のプロジェクトに目を通して、それぞれの特徴を比較してみると良いでしょう。

3-2.開催期間をチェックしておく

寄付月間のプロジェクトは、1日で終わるものもあれば数ヶ月にわたって行われるものもあり開催期間に注意が必要です。

「参加しようと思っていたけど既に終わっていた」という事態にならないよう、気になる企画がある際は寄付月間のウェブサイトにあるイベントカレンダーで開催期間をチェックしてみましょう。

寄付月間が終わった後でも寄付活動ができる団体は多いため、「気になる団体を見つける期間」「寄付のきっかけ」として寄付月間を利用するのも良いでしょう。

まとめ

寄付月間の賛同企画は、新型コロナ感染症の影響でオンライン開催の講演・シンポジウムが約6割を占めています。

しかし、オンラインとリアルの両方で参加できるイベントや、リアルでの寄付募集・チャリティーイベントなども多数ありますので、気になる方はウェブサイト上から情報をチェックしてみましょう。

この記事を参考に寄付月間や賛同企画について知り、自身にとって負担の少ない寄付キャンペーンやイベントへの参加を検討してみましょう。

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田中 あさみ

田中 あさみ

経済学部在学中に2級FP技能士(AFP)の資格を取得。ライターとして不動産投資を含む投資や年金・保険・税金等の記事を執筆しています。医療系の勤務経験がありますので、医療×金融・投資も強みです。HEDGE GUIDEでは不動産投資を始め、投資分野等を分かりやすくお伝えできるよう日々努めてまいります。