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企業が注目する環境イニシアティブ、「CDP」「SBT」「RE100」を解説

現在、気候変動問題への関心が高まっている中、温室効果ガスの削減などによる環境問題の解決を目指す「国際イニシアティブ」に注目が集まっています。中でも「CDP」、「SBT」、「RE100」という3つのイニシアティブは脱炭素化に向けて特に重要な役割を果たしていると言われています。今回は、それぞれの概要や基本条件などを詳しく解説していきます。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

東急が昨年に続きサステナビリティボンド発行。個人投資家に対象拡大

東急株式会社は環境問題・社会課題双方の解決に貢献する事業の資金調達手段としてサステナビリティボンド(SB)を12月に発行する。2020年に続く発行で、対象となる投資家を個人投資家まで広げ、当社のサステナブル経営をさらに推進していく。予定発行総額は200億円。発行年限は個人投資家向け5年、機関投資家向け10年。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ブルームバーグが2025年までにCO2排出量ゼロを表明

金融情報大手のブルームバーグが2025年までに二酸化炭素(CO2)排出量のネットゼロ(実質ゼロ)の達成を目指すことを表明した。2月9日付の日本語版リリースによると、パートナーシップを築いた企業と共に、出張で生じる排出量をオフセットするプロジェクトを進める。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

ヒューリック、日本初のサステナビリティ・リンク・ボンド発行。公募形式では世界初

不動産大手のヒューリック株式会社は8月25日、日本初となるサステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)の発行を決定したと発表した。発行年限と発行額は未定だが、10月の発行を予定している。主幹事はみずほ証券株式会社(事務)、野村證券株式会社、大和証券株式会社、SMBC日興証券。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

環境省、日本企業の脱炭素経営の取り組みを紹介。TCFD、SBT、RE100はいずれも世界上位

環境省は6月8日、「企業の脱炭素経営の取組」として、気候変動に対応した経営戦略の開示(TCFD)や脱炭素に向けた目標設定(SBT、RE100)などを通じ、脱炭素経営に取り組む企業名を公表した。2015年のパリ協定を契機に、日本でも脱炭素経営の動きが活発になっている。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

リコー、三菱 UFJ 銀とサステナビリティ・リンク・ローン契約を締結。温室効果ガス削減目標を前倒し

株式会社リコーは4月10日、株式会社三菱UFJ銀行とサステナビリティ・リンク・ローン契約を締結したと発表した。同ローンは、高い環境目標を掲げ、積極的に気候変動問題に取り組む企業を対象にした金融商品で、目標を達成することで金利の優遇を受けることができる。期間は5年、借入額は100億円。

ブロックチェーン

デジタルグリッド、ブロックチェーン活用の再エネ管理法を「J−クレジット制度」に適用へ【フィスコ・ビットコインニュース】

電力取引プラットフォーム事業などを手がけるデジタルグリッドは22日、同社が採択された環境省の「ブロックチェーン技術を活用した再エネCO2排出削減価値創出モデル事業」の取り組みの一環として、ブロックチェーンを活用した環境価値取引手法を、国が認証する制度「J−クレジット制度」に適用すると発表した。