ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は5月13日、サステナビリティに関する中長期的な重要課題(マテリアリティ)を公表した。より多くの顧客の長期投資をサポートしていくにあたって、サステナブルな経営を行う必要があるとして、マテリアリティを特定した。「働く世代の支援」「地域社会の活性化」「ダイバーシティ&オープンネスの推進」「事業推進に向けた基盤の強化」をマテリアリティと位置づけ、これらの解決に積極的に取り組んでいく。具体的な取り組みやサステナビリティに関わるデータについては、今後段階的に、ウェブサイトにて追加で開示する予定。
マテリアリティの特定にあたっては、課題候補項目のリストアップ、サステナビリティ会計基準審議会(SASB)スタンダード、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)スタンダードおよび持続可能な開発目標(SDGs)などの国際的な各種ガイドラインやESG評価機関の評価項目を参照し、ステークホルダーの声を踏まえて、当社の事業活動や企業文化に関連性の高い課題をリストアップ。より重要性の高い課題を抽出し、取締役や従業員の議論を経て「社会の持続可能性への貢献度が高く、自社の中長期的な成長に大きく影響する項目」と「経営戦略との関連性」を評価し、取締役会決議を経て特定した。
「働く世代の支援」については、「働く世代が豊かさを実感できる社会を築きたい」を理念に、資産規模や金融知識の有無にかかわらず、多くの働く世代に利用してもらうため、手軽かつ信頼して利用できる資産運用サービスの提供を行っている企業として、筆頭に示した。
「地域社会の活性化」では、地域密着の金融機関とのパートナー戦略を進め、オンラインと対面を融合させたハイブリッド型の投資一任サービスを提供しており、同時に、地域金融機関のデジタル化の後押しも行っている。例えばオンラインで資産運用サービスを提供できるため、口座開設時に紙の申込書が必要なく、ペーパーレスの実現が可能。地域金融機関とともに、顧客の眠った預金を資産運用に振り向けるサポートを行い、地域社会や地域経済の活性化、顧客の投資のリターンに繋げていく。
「ダイバーシティ&オープンネス」では、ITと金融の専門家が協力してサービスを開発・提供する自社の体制について、両者の文化のギャップを埋めるため、部門横断のコミュニケーションを重視、互いに尊重しあい、コラボレーションが生まれやすい企業文化を醸成することで、多様な知識や経験を最大限に活かせるよう努めている。また、採用と人材開発、女性活躍推進にも取り組み、様々なライフスタイルを持つ優秀な人材を惹きつけ、支援するため、多様な働き方の実現を目指している。
「事業推進に向けた基盤の強化」では、事業の中長期的な拡大のための基盤として、コーポレートガバナンス、コンプライアンス、リスクマネジメントおよびセキュリティの充実と向上を掲げる。
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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