ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は2021年2月4日時点で預かり資産が3600億円を突破したと発表した。口座数は37万口座。2016年7月の正式リリースから約4年6カ月での達成。
ウェルスナビは海外の富裕層ではポピュラーな「長期・積立・分散」の資産運用をオンラインで自動化したサービス。ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づき、6~7つのETF(上場投資信託)を通じて、世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資する。資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動。
利用者は20~50代が中心。スマホやパソコンから5つの質問に答えるだけでAIが一人ひとりに合った運用プランを提案、利用者はいつでも資産の状況を確認できる。忙しく働く世代でも、すきま時間で将来に向けた資産運用を手軽に行うことを重視している。
多資産運用の目標達成をサポートする「ライフプラン」、少額でも最適なポートフォリオを実現する「ミリトレ(少額ETF取引機能)」、「AIによるアドバイス機能」など独自の多彩な機能と快適な操作性で資産運用をサポート。特に「リバランス機能付き自動積立」、「自動税金最適化(DeTAX)機能」は、中核となる技術について特許を取得済み。
手数料は預かり資産の1%のみ。資産運用アルゴリズムをホワイトペーパーで公開しており、ホームページ上で誰でも閲覧できる。
ウェルスナビは2020年12月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場、以降は21年1月4日に預かり資産3300億円、1月8日に3400億円、21日に3500億円、2月4日時点で3600億円とペースを上げている。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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