不動産CF「TECROWD」28号ファンドはカザフスタンの共同住宅。想定利回り10.5%

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TECRA株式会社は不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD(テクラウド)」で、27号ファンドの販売を2月28日午後6時から開始する。対象物件は、カザフスタンの旧首都アルマティ市中心地に近い高級住宅街に建設予定の高級レジデンス「White House in Chaikina(ホワイトハウスインチャイキナ、仮称)」。募集金額3億2000万円(別劣後出資8000万円)、想定運用期間は4月から8ヶ月、想定利回りは年利10.5%。最低出資金額10万円で、募集期間は3月31日。

同ファンドは、すでに開発許可を取得済である開発用地を取得し、建物の建築確認を取得するための必要資金の出資を募る形式。同社はカザフスタンでのプロジェクトのファーストステップに位置付けている。

本物件はドイツに本社を構えるKVLグループのカザフスタン現地法人がコンストラクションマネージャー(建設監修)を務める。KVLグループは国際的にも数多くのプロジェクトを手掛けており、アルマティ市内でも15年以上の不動産開発実績を有する。ただし、現地では建築確認取得後でないとプロジェクト資金の融資が実行されないため、同ファンドでも建築確認取得後に同社グループ内金融機関インベスコアNBFI JSCから融資を受け、TECRAの固有財産に振り替え、配当・元本償還を行う。すでにインベスコアNBFIからの融資承諾を得た。ファンド償還後は、2023年7月の竣工を目指し、建築工事を開始する。

建物は総戸数26戸、1戸当たり平均専有面積122㎡の高級共同住宅。昨今、カザフスタンでは、ハイグレードなレジデンスが相次いで建設されており、中でも本物件はドイツと日本の最新技術を採用した協働プロジェクトとして着工前から話題となっているという。建設予定地は同市でも比較的標高が高い場所に位置し、環境の良い人気のエリア。設計は、南方に向けて傾斜した立地を活かし、屋上の面積を増やして山の景観を楽しめる工夫を凝らす計画だ。

同ファンドは優先劣後構造を採用、優先出資に加え、TECRA社を含むインベスコアグループ各社が劣後出資を行っており、ファンドの償還時に元本割れが発生した場合は同グループが先に損失を負担する。損失が同グループの出資額を超えた場合にのみ、投資家の元本が棄損する可能性がある。

テクラウドは1口10万円から不動産に投資ができるCFサービス。物件選びから契約まで、すべてオンラインで完結するため、気軽に不動産への投資が始められる。投資開始には本人確認・所定の審査を含めた会員登録が必要。審査には最短で2営業日を要する。

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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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