TECRA株式会社は新興国の不動産に投資できるクラウドファンディング(CF)「TECROWD」において、1号ファンドの先行予約を受付けている。募集金額は2850万円(うち劣後出資350万円)。Hoimor officeはモンゴルの首都ウランバートルにあるオフィスビルでTECRAが建設に携わった物件。運用は5月から2年間の予定で、年間の想定利回りは8.0%(6.5%+オープン特別キャンペーン1.5%)を想定する。4月から1号ファンド「Hoimor office」を1口10万円から販売を開始する。
同社は2001年に横須賀市で創業した総合建設会社。「ものづくりで世界の人々の暮らしを向上させる旗手となる」というブランドコンセプトのもと、日本国内だけではなく海外においても建設事業、コンストラクションマネジメント事業を手掛ける。海外では、日本企業の進出の少ない中央アジアを中心に事業を拡大してきた。
新興国への投資の意義について「日本のような先進国と違い、経済成長が著しい新興国は物件価格の上昇期待率が高く、インフレ率の高さから賃料も上昇傾向にある。さらに中央アジアの国では不動産や高品質な物件を建てる技術が不足しており、総じて、供給よりも需要が上回っている状況のため、高い利回りが期待できる」(同社)と説明する。
TECROWDは、複数の投資家様から出資を受けた金銭により不動産を取得し、運用期間中の賃貸収入や売却時の利益を分配する仕組み。新サービスながら、国土交通省管轄の不動産特定共同事業法に基づき「投資家に安心してご利用いただける透明性の担保されたサービスを目指す」としている。
TECROWD 1号ファンド Hoimor officeは4月1日販売開始、5月の運用開始を予定。初回配当予定日は8月31日、想定利回り(年利)8.0%と高い水準になっている。1口10万円から新興国の不動産に投資でき、投資にあたっては物件選びから契約まで、すべてオンラインで完結するため、気軽に海外不動産への投資が始められる。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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