先週末のビットコイン相場は一時大幅上昇するも上昇分をほぼ吐き出す展開に。テスラのCEOイーロンマスク氏がTwitterのプロフィールに@bitcoinを入れたことによって、ビットコイン投資家の思惑が広がり、32,000ドル付近から38,000ドルあたりまで上昇する動きとなった。
しかし急激な暗号資産取引所のアクセスが流入したことによってクラーケンやバイナンス等が出金制限を行った他、投資アプリ「ロビンフッド」が暗号資産取引を制限したことによって一気に下落する動きとなり、33,000ドル割れの水準となっている。
足元はアメリカのゲームストップ株の暴騰が注目されており、ドージコインも急騰する動きもしていた。ドージコインは2日で10倍となっていたが、その後急落しており、個人投資家は痛手を被っている投資家もいた様子。
今週から2月に入り、株価は天井を付けやすい月に入ってくるため、何かしらの理由で株が急落する場面があれば、ビットコインも売られやすい動きになると考えている。
テクニカルでは急騰前の水準までほぼ戻している状態であり、方向感が無い状況。急落や急騰時にはヒゲを取りにいくトレードかシンプルにレジスタンスラインとサポートラインを利用したトレードがベター。無理にエントリーする必要はない日と考えている。サポートラインは30,000ドルが重要な節目。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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