eスポーツのプロチーム「BLUE BEES(ブルービーズ)」の運営事業を手掛けるブルービーズ株式会社が、株式投資型クラウドファンディング(CF)サービス「FUNDINNO(ファンディーノ)」で資金調達に挑む。事前公開された「〈eスポーツ×社会課題解決〉5Gで爆発的に発展する『eスポーツ』に日本から世界一を目指す『BLUE BEES』」は募集期間2月7日〜2月9日、目標募集額1000万円、上限応募額2500万円、投資は10万円(8株)、30万円(24株)、50万円(40株)の3コース。成約すると」エンジェル税制Aの適用が予定されている。
年齢や地域の隔てがないeスポーツが盛り上がりを見せる中、同社が運営するブルービーズは設立3年弱、約25名の選手が所属し、2019年〜2020年に様々な国内大会で優勝、日本代表として世界大会に出場し大きな活躍をするなど、国内トップクラスのプロチームとなっている。
今後は、プロチームの運営のみならず、eスポーツを教育に導入することによるPCスキルを持った人材の育成や、障がい者の雇用創出による生産年齢人口の増加など、eスポーツを通じた様々な形で社会貢献を提案している。
「eスポーツチームの繁栄には他競技同様、スポンサー及びファンの獲得が不可欠。そのためにも常に、日本代表クラスの戦力を保持し、世界で活躍することが重要となる」と同社。世界大会への出場実績から既に優秀なプレイヤーが集まりやすいという優位性を生かし、今後のファン獲得戦略は、地元の東海地域からeスポーツの発展が見込まれるアジア圏に向けてもボーダーレスで獲得に努め、国内外へチームの魅力の発信を行い、収益の最大化を目指す。
将来的には地域版NCAA=総合型地域プロスポーツクラブの創設を目指す。具体的には、ストリートスポーツ、ドローンスポーツなど「新しい価値観」「都市型」のスポーツを用いて、地域の様々な企業がブルービーズの冠の元でスポーツの母体企業となり、ファンを拡大。米国のNCAAのように一つの大学の元、様々な部活のニックネームが統一された名前となり、所属する学生、OBOG、地域の市民・企業が応援、サポートする形態をモデルとし、各地域の企業にプロスポーツチームを保有してもらい、そのホールディングス化(チームの共有化)をしていくシナリオを描く。そして「総合型地域プロスポーツクラブ」の共有化の下、ネーミングライツやコンテンツ収益などのスケール化、また各種目における地域密着のプロ化を後押ししていく。
IPOは2027年を予定、売上高約13.5億円を想定する。まずは、21年の国内最高峰のプロeスポーツリーグ「PMJL season1」開幕をジャンピングボードとして、27年までにスポンサー契約数17社を計画している。
同社が資金調達を行うファンディーノは、株式会社日本クラウドキャピタルが運営する日本初、最大規模の株式投資型CFサービス。1口10万円程度から投資が可能で、投資先の企業がエグジットすれば大きなリターンが期待できる。投資後は投資先企業の進捗状況などの情報を定期的に受け取ることができ、必要に応じて投資先を実際に支援することも可能。自分が投資した企業の成長を実感できるのも株式投資型CFの魅力だ。
募集を希望するベンチャー企業の所在地、業種は多様だが、いずれも日本クラウドキャピタル社によって厳正な審査が行われる。専門家による精査のうえ、社内の審査会議は審査員全員の一致がないと通過できない狭き門。投資家になるためには無料のオンライン登録、審査が必要。1月31日現在の累計成約額は44億8395万円、累計成約件数136件、登録ユーザー数5万4887人。
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【関連ページ】FUNDINNO(ファンディーノ)の評判・概要
※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定の企業・商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 株式投資チーム
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