分譲住宅メーカーの株式会社ウッドフレンズが運営する不動産クラウドファンディング(CF)「信長ファンディング」で新規の不動産小口化商品「信長ファンド3号」の情報が公開された。対象物件は岐阜市の6階建てマンション「コレクション岐阜駅」で、契約形態は不動産特定共同事業法に基づく匿名組合契約となり、1口10万円で上限口数100。出資総口数は460口4600万円、募集口数368口3680万円。想定利回り5.3%。募集期間は3月25日から4月5日。利益分配金計算期間 は2021年5月1日から22年4月30日とし、利益分配日は年1回(22年6月)を予定している。
信長ファンディングは、インターネットで簡単手軽に不動産投資が行える不動産CFサイトとして同社が20年11月から公開し、運営している。不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品を一般投資家に提供するとともに、同社の本社所在地である名古屋市をはじめ、地域経済の活性化を図る。同社グループが手掛けてきた不動産事業、建設事業、建材事業の実績を活かし、国産木材を積極活用した賃貸アパートや中古不動産再生物件などを「コレクション」のブランドで商品化。信長ファンド1号(コレクション浅間町North、コレクション浅間町South、コレクション庄内通)、同2号(コレクション名城公園ⅡNorth、コレクション名城公園ⅡSouth)のいずれも成立した。
3号は岐阜市老松町1番地に所在する鉄筋コンクリート建てのマンション。名鉄名古屋本線名岐阜駅まで徒歩11分、JR東海道本線岐阜駅まで徒歩16分。総戸数27戸。
1985年築の建物をリフォームしており、エントランス部分には自然素材の独特な質感が特徴のテラコッタ タイルを設置して暖かみのある雰囲気を加味。LED照明化や鍵付き郵便ポスト、和室から洋室へのリフォームなど、同社のノウハウを生かし、快適で安全性の高い住環境を整えている。
同CFの不動産特定共同事業法に基づく不動産投資商品(匿名組合型)は、複数の出資者から出資を募り、事業者(ウッドフレンズ社)が運用資産(不動産)を取得。その運用資産の売却利益や賃貸利益を出資額に応じて分配するシステム。出資者は事業者と不動産特定共同事業契約(匿名組合契約)を結ぶ。
出資者は優先出資者として、事業者は劣後出資者として払い込みを行い、合計出資額で運用資産(不動産)を取得、その運用資産から得られた利益を分配する。運用資産価値の下落率が20%以内なら損失を劣後出資者である事業者が負担するため、出資者の「優先出資分」にかかる元本と配当には影響がない。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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