不動産クラウドファンディング(CF)「COZUCHI(コヅチ)」を運営するLAETOLI株式会社は、株式会社SOCIAL COMMON CAPITALと融資型CF事業「CAMPFIRE Owners」を中心とした協働を目的に、8月31日付で業務提携を締結した。
また、COZUCHIで物件を運営する第1号事業者として協業している株式会社TRIADは、SOCIAL COMMON CAPITAL社が株式会社CAMPFIREの運営するCAMPFIRE Ownersをマネジメント・バイアウト(MBO)により同事業を承継するにあたり、SOCIAL COMMON CAPITAL社によるシリーズAラウンドの第三者割当増資を引き受けるとともに、案件および資金需要者をソーシングする業務提携契約を締結した。
TRIAD社から既存取引先である不動産開発事業者など資金需要者の紹介を行いながら従来の不動産CFの枠組では取り組みづらかったような案件範囲の拡大を狙い、それに伴うマーケティング支援で各社の今後の成長に寄与し、サービス向上を目指すとしている。
CAMPFIRE Ownersは新規のファンド公開および投資家募集を停止しているが、本件を契機に、9月以降は新規のファンド公開および投資家募集を再開する。また、12月にブランドリニューアルを図り、「サステナブル・ファイナンス」や「インパクト投資」をテーマとした「社会に貢献する投資プラットフォーム」を展開する予定だ。
TRIAD社は、不動産に関連する各種ファイナンス、エクイティ投資など、多角的な投融資を展開。アセット事業では不動産取得・保有不動産の資産価値向上・開発などを手掛けている。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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