WeSupport Family、子どものいる困窮家庭の定期食品支援が1万世帯突破

※ このページには広告・PRが含まれています

オイシックス・ラ・大地株式会社は、一般社団法人RCF、ココネット株式会社と連携して実施している、困窮家庭に向けた食品支援のプロジェクト「WeSupport Family」の定期支援世帯が1万世帯を突破したと発表した。

WeSupport Familyを実施する「WeSupport」は、食品の寄付に協力するサポート企業と、食品支援を行う支援団体をマッチングし、各団体が運営するフードパントリーなどを通じて食品支援を行うプラットフォーム。新型コロナウイルス患者の治療にあたる医療従事者に向けた食品支援を行うため、2020年4月に設立された。

2021年12月から、ひとり親世帯を中心とした子どものいる困窮家庭に向けた食品支援WeSupport Familyがスタート。2022年8月26日に、1か月に1回以上食品を届ける定期支援世帯が1万世帯を突破した。単発の食品支援も含めると、累計支援世帯数は6万7762世帯となり、食品の寄付に協力するサポート企業は40社、食品物資支援は累計1億9400万円相当に拡大した。

支援を受けた方からは「昨年失業してから、まだ就職できていません。いろんなものの値段が上がっているし、生活が大変です。食べ物も十分買えないので、ここでいただける食品は、本当に助かります」と感謝の言葉が寄せられた。支援団体のNPO法人・埼玉フードパントリーネットワークは「埼玉県内の子育て応援フードパントリー70団体を通して、3,700世帯、1万人以上の親子に食の支援を行っております。定期的に継続して食品をご寄贈くださるWeSupport Familyの取り組みのおかげで、コロナ禍と物価高騰でひっ迫するひとり親世帯を支える活動が続けられます。ありがとうございます」とコメントした。

オイシックス・ラ・大地は取り組みをさらに加速するため、運営する「Oisix」の定期会員の顧客に寄付付き商品の販売を開始。集まった寄付金は、食品物資の倉庫費用や支援団体への配送費、物資の購入費用に活用予定で、今後もさらなるサポート企業や支援団体の参加を呼びかけながら順次支援を拡充していくとしている。

【関連サイト】WeSupport Family

The following two tabs change content below.

岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
Twitter:@koji__O