厳しさを増す融資環境下でも投資意欲は衰えず。不動産投資に関する意識調査

融資環境が厳しさを増していると感じながら、不動産投資家は収益の購入に意欲的ーー。

不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社が同サイトの会員を対象に実施した「不動産投資に関する意識調査」で、不動産投資家のこうした実態が浮かび上がった。意識調査は10回目。今回は10月10日~24日にかけて登録会員約76,000人を対象に行い、有効回答数は386。金融機関は個人の不動産投資家向けの融資を縮小する傾向にある。

今年発覚した銀行による不動産投資家への不正融資問題などの影響も指摘される。「融資の環境は1年前と比べて変化があったか」という問いには「厳しくなった」が59.8%で昨年より0.9ポイント増。理由は、「自己資金の割合が増えた」(67.1%)、「融資はしていないと言われた」(17.7%)など、個人の不動産投資家への風あたりは依然強い。

一方で「特に変化は感じていない」人は39.4%と少なくなく、二極化している。「2018年4月以降、物件を購入したか」という問いには「購入した」は39.9%。「購入していない」が60.1%で、今年4月期から3.2ポイント減少した。

しかし「物件探しをしていますか?」という質問には「積極的に探している」は56・0%で「様子を見ている」(38.9%)の約1.4倍に上る。「探していない」はわずか5.2%に留まった。

融資環境の厳しさを実感しながらも購入意欲のある投資家はいまだ多く、現在も収益物件を探している実態がうかがえる結果となった。

【参考記事】健美家「不動産投資に関する意識調査(第10回)

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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