不動産投資型クラウドファンディング(CF)サービス「COZUCHI(コヅチ)」で、新規案件「西麻布 一棟マンション フェーズ2」が2月8日午後7時から募集を開始する。対象物件は東京・西麻布の一棟マンションで、コヅチのファンド「西麻布 一棟マンション(No.37)」と同じ。2月27日に運用終了を迎えるため、フェーズ移行による継続ファンドとなる。募集金額7億円、想定利回り(年利)6.0%(キャピタルゲイン4.5%、インカムゲイン1.5%)で、想定運用期間は2月28日から24ヶ月。投資申し込みは2月14日午後1時まで受付、抽選を行う。配当日は24年3月28日、最終配当・償還費は25年3月28日を予定する。
優先枠として、前回ファンドの出資額を上限に、同ファンドへの出資を確定する。一般募集も同時に行い、前回ファンドの出資額以上の出資希望については、一般募集からの申し込みと同様に抽選対象となる。
対象物件は土地面積678.67㎡、建物は、鉄筋コンクリート造陸屋根5階建、延床面積989.91㎡の区分所有建物の1区分。東京メトロ日比谷線の広尾駅から徒歩7分、西麻布交差点から徒歩6分に所在。土地及び建物の共有持分約8割が投資対象となる。コヅチを運営する株式会社LAETORIは「安定した賃料を得ながら、取得できていない共有持分の所有者へ持分買い取りの協議を行い、物件一体として売却することで、キャピタルゲインが狙えるファンド」と説明する。
共有持分とは、共有者それぞれが持つ所有権の割合を表す。所有者が一人だけの単独所有とは異なり、共有者は、各自所有する共有持分部分のみ自由に利用または処分することができる。マンション全体の売却や建替などは他の共有持分にも影響するため、共有者全員からの承諾が必要となる。単独の意志では処分できないなど一定の制約があるため、一般的な資産価値としては相場価格よりも低く評価される傾向にあるが、同社は前回ファンド運用開始時、共有状態である土地と建物の約8割を取得、プロジェクト運用開始からこの1年間で、空室クリーニングや共用部分のバリューアップを行いながらリースアップを図ってきたという。
また、共有状態を解消することでバリューアップが見込めるため、前回ファンド募集時から、共有状態の解消を図っていた。同物件においても共有持分ではなく、物件全体を一体として売却することで、利益の最大化に繋げる。リースアップが図れているため、前回ファンド同様に1.5%のインカムゲインの配当が可能としている。
なお、出資金移行のための投資家様の必要手続きとして①契約成立前書面の重要なポイントに出資元本移行についての記載を確認②出資元本移行に同意→ファンドページから申込が必要となる。出資金は前回ファンドから移行されるため振込は不要。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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