COZUCHIで「代々木公園 事業用地 追加買取ファンド(EXITファンド)」7/7募集開始。想定年利8%、特別優先権付き

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COZUCHI(コヅチ)「代々木公園 事業用地 追加買取ファンド(EXITファンド)」

LAETOLI株式会社は、不動産投資型クラウドファンディングサービス「COZUCHI(コヅチ)」で新規案件「代々木公園 事業用地 追加買取ファンド(EXITファンド)」の募集を7月7日午後7時から開始する。投資対象は東京メトロ千代田線「代々木公園」駅から徒歩1分の借地権付区分マンションの2区分。売却によるキャピタルゲインを主に分配するが、既に売却契約を締結済みのため売却リスクが低い「EXITファンド」となっている。募集総額3億円、想定利回りは年利8%(キャピタルゲイン7.9%、インカムゲイン0.1%)。想定運用期間は7月29日から2023年6月5日までの約10ヶ月。

募集は抽選方式で、特別優先権を持つ投資家を対象に、7日午後7時から8日午後1時まで優先募集を行う。一般募集は9日午後7時から14日午後1時までの予定。最小投資金額1万円、申込上限額は3千万円。特別優先権の使用は1回限りとなる。

本ファンドは、コヅチが5月に募集した「代々木公園事業用地ファンド」(募集金額36億円)の建て替えプロジェクトに関連している。代々木公園事業用地ファンドは土地の所有権および底地権と一体開発された建物の一部所有権を取得しており、その後合意形成を行っていく中で13区分の権利者から売却意向があったことから、追加で取得する。建て替えプロジェクトは東証スタンダードの上場企業と共同で事業を推進しており、今回の取得対象の13区分のうち、2区分を事業者の株式会社TRIADが買い取る予定。

投資対象は、現在COZUCHIが運用する「代々木公園 事業用地」ファンドで取得した敷地の上に建つ借地権付区分マンション。敷地面積は709.84㎡、建物は鉄筋コンクリート造で築57年。旧耐震基準の物件で、震度6以上の地震に対する対策がされていない上、建物前の道路は、災害時の救助活動や物資支援の役割を担う緊急輸送道路に指定されている。行政からの指導もあり、事業者側は建て替えを推進してきた。権利者との合意形成を進めていく中で、今回、全62区分のうち13区分の権利者から早期に売却したい意向があったという。

取得する2区分の一つである事務所部分は管理規約で理事権が与えられる区画となっており、本区画を取得することで管理組合の理事会に参加する権利が与えられる。「管理組合の理事権を得ることは、マンションの運営方針に深く参画していくことになり、各権利者が得るべき利益や費用を明瞭にしながら建て替えを推進する本来の目的に向かうことが可能。一方、問題が生じた場合も想定して本区画だけが単独化しないために、共同事業者との間で売却契約を締結し、リスクに対する保全を行っている」とLAETOLI社は説明する。

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