株式会社コモサスは1月23日、融資型クラウドファンディング(CF)サービス「COMMOSUS(コモサス)」で新ファンド「阿佐ヶ谷事業用地(絆の力#1)」の情報を開示した。出資金を原資に不動産業の株式会社絆の力に貸付を行い、絆の力社は東京都杉並区阿佐ヶ谷の業用地取得に資金を充てる。募集金額9千万円、最低成立金額5千万円。予定利回りは年率8%(税引前)、予定運用期間は1月29日~2025年1月31日。募集期間は1月24日午後1時から25日午後3時までの1日間。最低投資金額は1万円から、以下1万円単位。
絆の力社は、借入金を杉並区阿佐ヶ谷南に所在する土地の取得代金に充当する。計画では、同物件を戸建用地2区画として第三者(デベロッパー)へ売却する。同社は、土地の売却代金または自己資金で借入金の元本および利息の弁済を行う。
本ファンドの貸付金は毎月利払い・期末に元金一括返済となっており、投資家の皆様には毎月および期末に分配が行われる。また、2区画の戸建用地の何れかが売却されたタイミングで分配が発生する物件の売却リスクを軽減したファンドとなっている。元本は契約終了時に一括償還(部分返済に応じた一部償還あり)。なお、運用期間における融資残高金額の変動に伴い配当金額は変動するが、予定利回りの変更はない。
この土地は、JR中央線 阿佐ヶ谷駅から徒歩8分。同社は阿佐ヶ谷エリアの居住ニーズの高さを踏まえ、現況での売却のほか、売却活動の進行状況や収益性などによっては建物を建築し、販売する計画も視野に入れている。建築する場合は、追加として再度ファンドを組成し資金を調達する。
本ファンドの貸付では対象不動産に対して抵当権第1順位を設定。また、外部不動産鑑定士による対象不動産の査定評価額は約1億2000万円で、LTV(貸付残高/担保評価額)は約75%となっている。
同社は2015年設立、主にマンション用地や戸建用地等の売買をメインの事業として行っている。23年1月期決算では売上高約4.1億円、営業利益は同約2000万円を計上。24年1月期は台東区入谷に所在する約1.8億円の土地の売却などもあり、売上高5億円を見込む。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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