クリアル株式会社は8月12日、シンガポールの最大手メディアであるSingapore Press Holdings Ltd(SPH)と共同で設立した日本の病院・介護施設・メディカルセンターなどのヘルスケア関連不動産向けのファンド第二号案件として、同社が組成しアセットマネージャーを務めるStraits Himawari TMK Two特定目的会社(TMK)を通じ、2件のサービス付き高齢者向け住宅を取得したと発表した。
ブリッジ社は横田大造社長をはじめ、その他役職員のヘルスケア分野への長年の投融資の経験から、ESG不動産投資観点を取り入れた投資として、病院・介護施設等ヘルスケア施設への投資を積極的に行なっている。2019年10月、SPHと共同で日本の病院・介護施設・メディカルセンターなどのヘルスケア関連不動産に対し投資を行うファンドを設立・運営することで合意、20年3月にはTMKを通じて3件の有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅を取得している。
今回取得した不動産はいずれも札幌市に所在するサービス付き高齢者住宅で、「かがやき平和通」(白石区平和通四丁目北4番11号、居室数75戸)と「リーフィール西岡」(豊平区西岡四条13丁目22番25号、同86戸)。同社ではSPHとの共同ファンドを通じて当該分野への不動産投資をさらに加速するとともに、今後もヘルスケア関連不動産の積み上げを行い、ファンド拡大を目指す。
不動産投資CF「クリアル」累計調達額50億円超
また、同社は11日、運営する不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL(クリアル)」で累計調達額が50億円を突破したと発表した。 クリアルは1万円から手軽に始められる不動産投資として18年11月にサービスを開始、今月4日から投資申込受付を開始した東京都渋谷区の「第30号区分レジデンスファンド」の満額組成完了をもって累計調達額50億円超となった。同日までに全30ファンドを満額組成、うち16ファンドはすでに売却済みで、投資家への予定通りの配当利回り・元本償還を行っている。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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