プロパティエージェント、中古収益不動産マッチング事業「スマートセカンド」立ち上げ

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プロパティエージェント株式会社は8月6日、不動産開発販売事業の一部として、ノンアセット事業となる新事業、中古収益不動産マッチング事業「スマートセカンド」を立ち上げ、新たに専門の部門を新設すると発表した。新事業は、都心に集中して事業展開してきた当社が厳選して仕入れた中古収益不動産を同綾のサポートでバリューアップ、個人の不動産投資家の方へマッチングし、販売する。収益化されている物件を仕入れるため、仕入れから販売までの期間が短期であり、登記も中間省略を用いて取引を行うことが主となることから、「ノンアセット&ノンデット」で、同社の資金水準や財務バランスに大きな影響を与えることなく事業及び業績拡大をしていくことができ、事業方針である“登頂ダイエット”にマッチした事業形態と位置付ける。3年程度で、事業単体の売上300億円~400億円規模に成長させることを目指す。

同社は創業以来、自社ブランド「クレイシア」シリーズを中心とした新築の収益不動産の開発・販売・管理を行ってきたが、「老後2000万円問題」や年金の支給開始年齢の引き上げ、新型コロナウイルスによる将来不安などにより、不動産によって将来に向けた資産形成、資産運用をする方の購入需要が増加傾向にあるという。

新事業立ち上げについて、「これまでライフプランニングと合わせた新築収益不動産による資産形成の提案を主に行っていたが、収益不動産による資産形成、資産運用の拡大するニーズに対してより幅広く、より顧客一人ひとりに寄り添った資産形成、資産運用の提案を目的として、中古収益不動産の取り扱いも拡大し、このニーズとのマッチングを行う中古収益不動産マッチング事業も、事業の柱としてポートフォリオに追加することとした」と説明する。「スマートセカンド」の「セカンド」は、「中古」や「第2の人生」を意味しており、それらを自らの将来設計やポートフォリオに取り入れる「スマート」な選択をする支援ができれば、という想いを込めた。

既存事業である不動産の仕入事業で、「スコアリング」という、50項目以上に及ぶ定量的な評点によって不動産の価値を算出する指標がある。中古不動産販売事業に本格参入するにあたり、そのノウハウを最大限に活用し、中古不動産の仕入指標となる新たな専用の「スコアリング」「SSスコアリング」を設けた。

SSスコアリングでは、従来の「駅からの体感距離」や「乗降客数の推移予測」といった指標に加え、中古不動産での重要性が高い指標である「長期修繕計画の変動性」など、複数の新規項目を加えている。「土地の仕入れから開発、販売、賃貸管理、建物管理、売却サポートまで一気通貫での事業を展開している当社だからこそ算出できる中古不動産の絶対評価。お客様に将来にわたって資産価値の高い不動産の提供を実現する」と自負する。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

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