総額600万円の本を子どもたちへ!バリューブックスがチャリティーPJ「ブック・プレゼント」開催中

インターネットを中⼼に古本の買取・販売を行う株式会社バリューブックスは2023年12月1日から、子どもたちに本を贈るチャリティープロジェクト「ブック・プレゼント」を行っている。「ブック・プレゼント」は、子どもたちが本をより自由に読める機会を提供することを目的に、期間中のバリューブックスでの本の買取金額の10%にあたる本を寄贈するプロジェクトだ。

同社はこれまで、古紙回収にまわるはずだった本を活用する「ブックギフト」、本の買取金額をさまざまな団体に寄付する「チャリボン」などを行ってきた。これらの活動を通して、本が読みたくても満足に読めない子どもたちや、本を必要とする団体が多くあることを知ったという。「本を扱う企業として、メイン事業である古本の買取販売を通し、もっと子どもたちが本を自由に読める機会をつくれないか?」と考えたことをきっかけにプロジェクトがスタート。初めて実施した2022年は480万円・約3000冊の本を贈ったといい、今年は600万円分の寄付を目標とする。

「ブック・プレゼント」の申し込み期間は12月31日まで。古本の買取を申し込むだけで誰もが寄付に参加可能だ。最終的な寄付金額が決まり次第、認定NPO法人カタリバなどの5つのパートナー団体に寄贈。子どもたちが無償で受け取れるようになる。選書から本の調達は蟹ブックスなど4つのパートナー書店と協力。「どんな本だったら、子どもたちが喜んでくれるのか?」を話し合った上で、1冊1冊本を選んで届けていく。

同社は、子どもたちが無償で本を読める機会を提携するさまざまな団体、本の調達を行う書店、プロジェクトに賛同し本を送ってくれる人々と共につくりたい」とし「ブック・プレゼント」プロジェクトについて発信をSNSなどでする個人、企業のパートナーも募集している。

【関連サイト】バリューブックス「あなたと本屋で贈る「ブック・プレゼント」プロジェクト」

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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