【オーナーインタビュー】「物件選びには洋服を選ぶような楽しさがある」20代女性が不動産投資を始めたきっかけ

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秋山さん

20代後半で周りが少しずつ将来のことを考え始める中、貯金もほとんどなく「自分もそろそろ収支計画を立てなければ」と、焦っていたという秋山さん(仮名)。

そんな秋山さんは2019年に、東京都内に投資用中古マンション4物件を、『リズム株式会社』(以下、リズム)経由で購入しました。

リズムは、東京23区の中古ワンルームマンション投資やリノベーション投資などを手がける不動産投資会社であり、物件選定からリノベーションの実施、融資の相談まで対応を行っています。

「初めは不動産投資に対して相当な懐疑心を持っていた」という秋山さんは、納得がいくまで徹底的に不動産投資のロジックを学び、70個以上の疑問を消化してから投資を始めるに至ったそうです。

今回HEDGE GUIDE編集部は、そんな合理的な秋山さんが不動産投資を始めたきっかけや、リズムに決めたポイントをお伺いしてきました!

インタビュー概要

  1. 投資経験ゼロから不動産投資を始めるまで
  2. リズム社のロジカルさと丁寧な対応で納得して始められた
  3. リズムの部屋は可愛いので、選ぶ楽しさもある
  4. 購入後も営業さんと二人三脚でできる安心感
  5. 将来のために役立ち、勉強にもなる面白さ
  6. まずは楽しみながら物件を見てみることから
  7. 編集後記

投資経験ゼロから不動産投資を始めるまで

Q: 簡単に自己紹介をお願いします

上場企業グループの制作会社で働いています。不動産のオーナー歴は1年ほどで、現在4戸の物件を吉祥寺、菊川、東日本橋、田端に持っており、すべてリズムさん経由で購入しました。

もともと投資は全くしたことがなく、金融商品の知識もほとんどない状態でした。ただ、勤務先に積極的に投資をしている人が多かったので、投資に対する興味は持っていました。たとえお金を持っていても、何もしなければ増えないので、仮に損をしたとしても、大きな支障がない範囲で投資するのは正しいとは思っていて。でも、そのくらいでした。

そもそも不動産投資にはあまりいいイメージがなく、どちらかといえば金融機関に信頼を持っていたので投資信託のほうがいいと考えていました。過去に、不動産の販売会社と仕事をしていたこともあるんですよ。そのため、不動産会社がどう儲けを出しているかも理解していました。営業にノルマがあり、しかも不動産は流動資産ではないため、販売しないとお金にならなくて働いている人は大変そうだといつも思っていました。

秋山さん

秋山さん

Q: そこからどうして不動産投資を始めることになったのですか?

うちの会社によく不動産の営業電話がかかってきていたんです。リズムさんではなかったのですが、あまりにも頻繁だったので、一回会ってみたんです。実際に会ってみるとすごく良さげな話をしてくるのですが、私、ものすごく懐疑心が強いんです(笑)「これはどういうロジックですか」「この金額の家賃がとれるのはどういう仕組みですか」と、確証が得られるまで営業さんにひたすら聞きました(笑)決してその営業の方が悪かったわけではなく、私自身の知識が全くなかったので、なかなか不動産投資を始めたいと思えなかったのです。

しかし、不動産投資をするしないは置いておいて、一度気になるとずっと調べてしまう性格なので、話を聞いたことをきっかけに企業や個人が開催しているセミナーにどんどん行き始めました。その一つがリズムさんのセミナーでした。

リズム社のロジカルさと丁寧な対応で納得して始められた

Q: リズムさんに決めたのはなぜですか?

まず、リズムさんのロジカルさですね。リズムさんのセミナーは感性に関することはほぼなくて、ロジックをものすごい勢いで話す巻口さんに圧倒されました。普通のセミナーであれば2時間も話を聞いてたら退屈してしまいますが、リズムさんのセミナーだけは退屈する暇がないくらい面白かったです。

データの量も多いですし、そのデータもリズムさん独自の調査のものだけではなく、総務省や他社が行ったものも出していて、「リズムに有利なデータを出しているわけではない」ということがわかり、信用することができました。

このセミナーが不動産投資を始めるきっかけになったので、行ってよかったです。ちょうど今から1年前くらいですね。あのときはまさか今、4戸も購入しているとは思っていませんでした(笑)

巻口氏

セミナーでの巻口氏

次に、自分自身がリズムさんのお部屋に「住みたい」と思えたことです。実はリズムさんのことは前から賃貸の方で知っていて、おしゃれなだけではなく住みやすそうなお部屋ばかりで魅力を感じていました。そうした実感値も、リズムさんに決めたポイントです。おそらく「一人暮らし・ワンルーム・駅近」のターゲットって20代でバリバリ仕事をしている自分がまさにドンピシャなんですよね。なのでリズムさんが持つ物件の入居者のターゲットの話も、自分自身がちょうど当てはまるためイメージがしやすく、納得感がありました。

最終的に決めたポイントは、営業の桃原さんが人柄的にも嘘をつかなそうな方で、信頼できたことですね。セミナーで腑に落ちた後も、実際に自分のこととなるとまた納得ができなくて、桃原さんを質問攻めにしてしまいました(笑)

桃原さん

リズム営業担当の桃原さん

Q: どんな質問をされたんですか?

結局は投資なので、損をする可能性はあると思っていて、その損はどういうパターンがあり得るかという話や、その中でもこの物件がいいという理由は何か、一戸持つ場合と複数戸持つ場合との違い、途中で売却する場合はどの程度のスパンが適切か、などを自分が納得できるまで聞いていました。

70個以上あった質問を、桃原さんは一つ一つ丁寧にデータを出してWordにまとめて回答してくれました。いくつかの物件は実際に現地にも訪れ、そうしていくうちに疑問が解けていきました。桃原さんからは「秋山さんからの質問量は歴代2位でした」と、言われました(笑)

Q: 2戸目以降も慎重に検討されたのですか?

1戸購入してからはあまり悩みませんでしたね。もともと不動産投資をやるのであれば複数戸だと思っていたのと、色々考えたときに中古がいいと思っていて。それ以上はもうあまり悩まないほうがいいし、「始めるのが遅くなればなるほど損をする」という危機感を持っていたので、あまり時間をかけずに4戸目まで購入しました。

今後東京オリンピックに限らず、上がる下がるのタイミングはたくさんあるので、先延ばしにするのではなくて自分のいいタイミングで決断するのが不動産投資のポイントだと思います。

リズムの部屋は可愛いので、選ぶ楽しさもある

Q: 物件を購入するときに意識したポイントはなんですか?

物件で重視したのは駅近かどうかです。あとは土地勘があるエリアというのも大事ですね。私は東京の東側出身なので、持っている物件もその辺が多いです。たとえば、菊川あたりは世間一般ではあまり有名ではないですが、自分には馴染みがあって家賃もその割に安いことを知っていました。吉祥寺も購入しましたが、あまり馴染みがある場所ではなかったので実は最初は疑っていました。「住みたい街ランキング上位に入っているけど、あれは本当か?」と(笑)

土地勘があって駅近だとわかれば、たとえ空室が出ても「まぁ埋まるだろう」と、思えるし「もし埋まらなければ私が住もう」と、考えていました。桃原さんには「住まなくていいです。埋まるから大丈夫です」と、言われましたけどね(笑)自分が安心できるという意味でも、駅近で、自分の土地勘があるところは大事ですね。

菊川の物件は、自分でも住みたいと思うドンピシャの物件でした。田端もリノベ物件で可愛くて。桃原さんに「私が住みたい」と言ったら「いや、ここも埋まるので大丈夫ですから」とまた言われました(笑)リズムさんのお部屋は可愛いので、選ぶ楽しさもありますね。

菊川の物件

菊川・Kitchenシリーズ。ナチュラルなデザインで広々としたお部屋。

田端の物件

田端・Plainシリーズ。水回りがコンパクトでシンプルで可愛いお部屋。

購入後も営業さんと二人三脚でできる安心感

Q: 今ご自身がオーナーとしてやらないといけないことは何かありますか?

自分で判断しなければいけないことが多い株やFXに比べ、不動産は見ていなかったら損するということも、変動もあまりないので、特にやることはないです。一応、賃料が振り込まれているか口座を毎月確認しているくらいですね。あとは税金の支払いについてたまに不安になったときに、桃原さんに写真を送って確認しているくらいです。

購入するときは桃原さんを質問攻めにしたくらい理詰めでしたが、今はだいぶ任せてしまっていますね。桃原さんとは、購入後も気軽にやり取りさせていただいています。不動産投資では担当の営業の方が付くことが多いので、購入後もずっと相談できます。こうした人とのつながりがある点が、不動産投資の魅力でもありますよね。たとえば銀行の窓口で相談して投資信託を初めて、そのときは担当の方が対応してくれたとしても、その後も長く一緒にやり取りしてくれるとは限らないですからね。

Q: 不動産投資を始めることに対して、ご家族の反応はどうでしたか?

始める前に一応、相談はしました。父はビジネスマンなので理解が早かったですが、母は最初は少し心配していました。

不動産投資で一番避けたいのは、自己破産することですよね。なので母には「仮に返せなくなったとしても、現物があるから手放せば大丈夫。金額は大きいけれど、最悪のケースは回避できるので自己破産のリスクはほとんどない」と、説明したところ、納得してくれました。

これは、現物資産のメリットだと思います。本当に返せなくなったときも、資産価値さえ落ちなければ最悪の事態は防ぐことができます。

取材風景

将来のために役立ち、勉強にもなる面白さ

Q: 不動産投資を始めてよかった点を教えて下さい

実利的には家賃収入があるメリットがありますが、やはり精神的な安心を得られたというのが自分にとって大きいですね。私くらいの年齢だと、何となくみんな将来のことを考え始める時期で、不動産投資を始める前は「そろそろ自分の収支計画を立てなきゃ」と、焦っていました。

不動産投資を始めたことで、時間や若さという自分のステータスを今できる範囲で有効活用できたと感じ、お金に対する焦りがなくなりました。20代女子で不動産4戸持ってるってはたから見るとなんだかやばそうな感じもするかもしれませんが(笑)

女性って貯金額の差が激しくて、コツコツ貯めている子もいる一方で、私は美味しいモノも旅行も好きなので貯金はほとんどありませんでした。不動産投資は、それでもちゃんと見立てを立てていればお金を貯めることができます。増える金額が多いわけではないですが、やり方の選択肢が多いんです。だからこそ私でも始められたのだと思います。

私は高級マンションに住みたい願望とかはないんです。自分の生活水準は一定で、だけどこのまま給料が上がっていけば、その分余剰が生まれますよね。その余剰を投資に使えば、将来のためにも役立つし、勉強にも役立つし、面白いなぁと。

秋山さん

Q: 不動産投資を始めてどのような知識が増えましたか?

たとえば税金のことや融資のことなど、普段の生活ではあまり触れないことは、不動産投資を始めてから学びました。自分の収支計画が見えてお金に対する知識が増えたことで、金融や投資に対する興味の幅も広くなりました。

Q: さらに物件を増やすことは考えていますか?

私としては現状が「今の自分のステータスで投資できるライン」だと思っているので、一旦は4戸で終わりですね。今持っている物件の様子を見ながら、どこかのタイミングで売却して新しい物件を購入するような入れ替えはあると思いますが、それ以上やる気はありません。

まずは楽しみながら物件を見てみることから

Q: 不動産投資を検討している方にアドバイスをお願いします

投資って全体的に、ただ数字が上下するだけの机上の空論感がありますよね。でも不動産投資は、実際に人が住んでそこで生活をしていますし、現物もある。地に足がついている投資なので、それこそ保険や定期預金と同じ感覚で始めてもいいと思うんです。

一般的に女性は貯金が得意で、投資する人は少ないと思うのですが、不動産投資は実感を大切にする女性にこそ向いています。貯金するなと言うわけではないですが、貯金以外の選択肢もあることを知ってほしいです。たとえば、貯金額の2割を投資に回して、分散するという手もあります。

多くの人が家を借りた経験があると思うので、実は仕組みとしてはわかりやすく、手を出しやすいと思います。「このくらいの家賃で駅近だったらすぐ埋まる」というのがこれまでの経験上からなんとなくわかりますよね。洋服を選ぶような、物件を選ぶ楽しさもあるので、まずは楽しみながら物件を見てみるだけでもいいと思います。

リズムスタンド

今回取材を行ったリズム株式会社が運営するカフェREISM STAND(渋谷)

編集後記

不動産投資を始める前の秋山さんのように「貯金もないし、投資のことはわからない」と、思っている方は多いのではないでしょうか。また、女性の場合は特に金融商品や不動産に懐疑心がある方もいると思います。

秋山さんが強調していたのは不動産投資は「楽しみながら始められる」ということでした。今回、秋山さんのような二十代女性の体験談から不動産投資を掘り下げていくと、元手がなくても手軽に楽しく始めることができ、保険のような感覚で始めることができる「地に足がついた投資」であるという気づきがありました。知らないと敬遠しがちな不動産投資ですが、少し学ぶだけで身近に感じることができるようになります。

将来に不安を感じている方はまずは一度、貯金以外の選択肢も検討してみてはいかがでしょうか。それが、欲しい未来への一歩につながるはずです。

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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム

HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チームは、不動産投資や金融知識が豊富なメンバーが不動産投資の基礎知識からローン融資のポイント、他の投資手法との客観的な比較などを初心者向けにわかりやすく解説しています。/未来がもっと楽しみになる金融メディア「HEDGE GUIDE」