クレジットカード初心者の方でも、年会費無料のカードであれば、使用するハードルは低いといえます。しかし、年会費無料のカードは世の中にたくさんあり、どれがいいのか迷ってしまうことも少なくありません。
そこで、本記事ではポイント還元率の高い年会費無料のクレジットカード6枚を厳選しました。それぞれお得になる条件が異なるため、自身の生活スタイルに合わせて検討のご参考にしてみてください。
※本記事は2021年1月18日現在の情報を基に執筆しています。
※本記事は各クレジットカードの情報提供を目的としており、特定商品への申込を勧誘するものではございません。申込に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願いいたします。
目次
- 年会費無料でポイント還元率の高いクレジットカード6選
- 楽天カードの概要と還元率・特典
- dカードの概要と還元率・特典
- JCB CARD Wの概要と還元率・特典
- リクルートカードの概要と還元率・特典
- Orico Card THE POINTの概要と還元率・特典
- エポスカードの概要と還元率・特典
- まとめ
1.年会費無料でポイント還元率の高いカード6選
年会費無料でポイント還元率の高いカードとして、以下の6つのクレジットカードについて解説していきます。還元率や利用できるブランド、特典もそれぞれ異なるため、加入する前にチェックしましょう。
項目 | 年会費 | 還元率 | 貯まるポイント | ブランド | その他特典 |
---|---|---|---|---|---|
楽天カード | 永年無料 | 通常1%(最大3%) | 楽天ポイント | VISA・Mastercard・JCB・Amex | ・海外旅行保険 ・ハワイの会員専用ラウンジ無料 ・海外旅行優待サービス |
dカード | 永年無料 | 通常1%(最大5%) | dポイント | VISA・Mastercard | ・ケータイ保証 ・ショッピング保険 ・VJデスク ・海外レンタカーの割引優待など |
JCB CARD W | 年会費無料(39歳までの申し込み) | 通常1%(最大5.5%) | Oki Dokiポイント | JCB | ・海外旅行保険 ・ショッピング保険 |
リクルートカード | 永年無料 | 通常1.2%(最大4.2%) | リクルートポイント | JCB | ・海外旅行保険 ・国内旅行保険 ・ショッピング保険 |
OricoCard THE POINT | 永年無料 | 通常1%(入会後半年は2%) | オリコポイント | Mastercard・JCB | ・トラベルサポート |
エポスカード | 永年無料 | 通常0.5%(最大30倍) | エポスポイント | VISA | ・海外旅行保険 ・カラオケや飲食店の割引優待など |
2.楽天カードの還元率と特典
楽天カードの還元率は通常1%です。しかし、楽天市場で買い物をすると還元率は3倍になるため、楽天サービスをよく利用する方にはお得です。 保険に関しては、海外旅行保険が付帯しており、最大で2,000万円までの補償です。保険の適用には条件があるため、事前に確認が必要です。 他にもハワイの会員専用ラウンジが無料で利用できる、海外旅行をお得に楽しめる優待サービスがあるなど、年会費無料のカードの中では海外旅行に強い一枚といえます。またETCカードは楽天の会員ランクによっては年会費無料で発行できたり、電子マネーの楽天Edyを付属できたりと使い勝手の良い一枚となっています。 dカードはNTTドコモが発行する年会費無料のカードです。特典の中にケータイ補償(最大1万円)がある点が他社との大きな違いになります。海外旅行保険は付帯していませんが、代わりにショッピング保険が付帯されています。 還元率は通常1%です。しかし、以下のようにd払いの支払いをdカードに設定した場合、還元率も変化します。 加えて、dカードポイントアップモールやdカード特約店(JALやマツモトキヨシ、メルカリなど)であれば、100円ごとに付与される1ポイントに加えてさらにdポイントが貯められます(お店によって付与されるポイントは異なります)。 JCB CARD Wは、その名の通りJCBから発行されているカードです。還元率は、通常のJCBカードの2倍の1%です。入会後3ヵ月は還元率が2%となる点も把握しておきましょう。 JCB CARD Wの特徴は、Amazonやセブンイレブンなどの対象店舗での利用で還元率がアップする点です。Amazonとセブンイレブンは3倍、スターバックスだと10倍にもなります。 また、JCB CARD Wは毎月の合計利用金額に対して1,000円=1ポイント貯まるため、コンビニをはじめとする店舗での少額決済でも無駄なく貯めることが可能です。同様のポイント還元率でも、交換できる単位が異なるだけで受け取れるポイント数は大きく変わることを覚えておきましょう。 加えて、無料であるにもかかわらず海外旅行保険とショッピング保険の両方がついている点も大きなメリットであるといえます。 リクルートカードは、還元率が通常で1.2%という高還元率カードです。リクルート系列のサービスを利用することでより効率的にポイントを稼ぐことも可能です。じゃらんを利用すれば還元率は合計で3.2%、ホットペッパーグルメでは、予約人数×50ポイントが追加で貯まります。 ポイントはリクルート系のサービスで利用できます。特に、じゃらんやホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティーなどの食事・旅行・美容といった日常生活用のサービスで使えるのは嬉しい点です。 また、補償内容に関しても国内・海外旅行保険やショッピング保険が付帯しているため、旅行によく行く方にはメリットがあります。 Orico Card THE POINTは年会費無料で還元率1%以上の高還元率カードです。入会後半年は還元率が2%とさらにお得になります。 よりお得にOrico Card THE POINTを利用したい方は、オリコモールを経由してネットショッピングをすれば、通常のオリコポイントに加えて0.5%文のオリコポイントが加算されます。 また、iDとQUICPayといった2種類の電子マネーが搭載されており、利用可能な店舗がより広がります。しかも1,000円未満の利用でも月額の合計金額に合わせてポイントが付与されるため、少額の利用でもポイントが貯まります。 他のカードのように旅行保険やショッピング保険は付帯していません。しかし、代わりにトラベルサポートを受けることが可能です。具体的な内容としてはホテルや航空券の割引や海外デスク(旅行のための情報案内)利用などが挙げられます。
エポスカードは通常還元率0.5%ですが、独自のショッピングサイト「たまるマーケット」を経由してネットショッピングをすることで、2~30倍にポイントを獲得することができます。 利用可能なサイトはamazon、楽天市場、化粧品メーカーや洋服専門店のショッピングサイトがあり、日常のネットショッピングで利用している方も多いのではないでしょうか。 また、海外旅行保険が自動付帯となっているため、海外旅行の機会が多い方にはメリットがあります。 本記事では、年会費無料でなおかつ還元率の高い以下の6枚のカードについて解説してきました。 カードは年会費無料・有料どちらでも、特典を有効活用できるかどうかを意識することが大切です。特典が多かったとしても、例えば旅行に行かない・外に出て買い物をしないといった場合であれば、恩恵を受けることが難しいケースも少なくありません。 特典の多さだけでなく、自分の生活に合わせて適切なカードを選択しましょう。3.dカードの還元率と特典
4.JCB CARD Wの概要と特典
5.リクルートカードの概要と特典
6.Orico Card THE POINTの概要と特典
7.エポスカードの概要と特典
まとめ
鈴原 千景
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