楽天カードの評判は?メリット・デメリットやポイント還元率、口コミや手続きの流れも

※ この記事は広告・PRになります

キャッシュレス決済の導入が政府主導で推進されている中、日本は世界的に見るとキャッシュレス後進国だと言われています。しかし、クレジットカードは日本で最も普及しているキャッシュレス決済の手段として長年親しまれており、中でも楽天カードは、ポイント還元率の高さや充実したサービス内容から人気を集めており、顧客満足度調査でも14年連続首位(※2022年度JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」より)に立っています。

そこでこの記事では、楽天カードについて評判・口コミやメリット・デメリットや注意点について分かりやすく解説します。初めてクレジットカードを作る方や、新たにクレジットカードの申し込みを考えている方はご参考ください。


※2023年11月28日時点の情報をもとに執筆しています。最新の情報は、ご自身でもご確認をお願い致します。

目次

  1. 楽天カードとは
  2. 楽天カードのメリット
    2-1.年会費無料
    2-2.還元率が高い・ポイントが貯まりやすい
    2-3.入会キャンペーンを利用してカードを作れる
    2-4.ネットで簡単に申し込める
    2-5.クレジット決済で積立投資ができる
  3. 楽天カードのデメリット
    3-1.期間限定ポイントに注意
    3-2.ETCカードの発行には年会費がかかる
    3-3.明細書の郵送にも手数料がかかる
  4. 楽天カードの評判・概要
  5. 楽天カードの申し込み方法(手続きの流れ)

1 楽天カードとは



楽天カードはIT企業大手の楽天グループが発行するクレジットカードです。楽天グループはEコマース事業の楽天市場で知名度が高く、フィンテックや通信、デジタルコンテンツなどの包括的なサービスを提供しています。

中でも楽天カードは楽天グループの金融事業における重要な役割を果たしており、2021年12月にはカード会員数で2,500万人を突破しています。日本版顧客満足度調査においてはクレジットカード部門で14年連続首位に立つなど、国内のクレジットカード業界でも確固たる地位を確立しているのが特徴です。

2022年度JCSI調査 顧客満足度スコア

順位 クレジットカード スコア
1 楽天カード 72.7
2 JCBカード 71.5
3 エポスカード 69.5
4 三井住友カード 68.5
5 JAL 68.4
6 イオンカード 67.9
6 dカード 67.9

(参照:2022年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果

2 楽天カードのメリット

楽天カードが利用者から高い評価を受けている理由としては、利便性を徹底的に追求した豊富なサービスが挙げられます。楽天カードの詳しい特徴・メリットを確認してみましょう。

2-1 年会費無料

ベーシックタイプの楽天カードは年会費永年無料となっており、コストをかけずに新規クレジットカードを申し込むことができます。

楽天カードの種類は、ベーシックタイプの楽天カードのほか、「楽天ゴールドカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ANAマイレージクラブカード」「楽天銀行カード」「楽天カードアカデミー」などの様々なタイプが発行されており、ステータスが上位の楽天ゴールドカード[PR]楽天プレミアムカード[PR]は相応の利用者特典が用意されている代わりに、年会費が発生します。

しかし、その他の楽天カードは原則として年会費が無料となっており、2年目以降は年会費が税込550円かかる楽天ANAマイレージクラブカードも年1回クレジットカードを利用すれば年会費が無料になります。

このように、楽天カードの多くは年会費が無料となっており、コストをかけることなく新規申し込みやクレジットカードの維持ができます。

2-2 還元率が高い・ポイントが貯まりやすい

楽天カードはポイントが貯まりやすいのもメリットです。楽天カードを利用して買い物などをすると、街の店舗だけでなくECサイトでも100円につき1楽天ポイントが貯まります。

貯まった楽天ポイントは1ポイント1円として利用できるため、楽天カードを利用するたびに利用額の最低1%分に相当するポイント還元を得られる仕組みです。特に、楽天市場での買い物はポイント還元率がさらに優遇される仕組みとなっており、100円につき3ポイントが貯まる還元率(3%)となっています。

また、楽天グループのサービスを利用すればするほど楽天市場でのポイント還元率が高くなるSPU(スーパーポイントアッププログラム)制度が導入されており、楽天モバイルや楽天トラベル、楽天証券などのグループサービスを併用することで、通常の利用と比べて最大14倍のポイントを獲得することも可能です。

そのほか、Edyや楽天ペイと楽天カードを連携させることで、さらに効率よく楽天ポイントを貯めることも可能になります。楽天の関連サービスを利用する機会が多い方ほど、楽天カードのポイント還元効果も高くなると言えます。

2-3 入会キャンペーンを利用してカードを作れる

楽天カードでは頻繁に入会キャンペーンなどを実施しており、入会時のポイントプレゼントなどを活用してクレジットカードを作ることも可能です。2022年6月10日現在実施されているキャンペーンでは、クレジットカードの新規入会と初回の利用で5,000ポイントを獲得できます。

他にも、Edyの利用や家族カードの発行、楽天カードの紹介などでポイントを獲得できるキャンペーンが常時複数開催されているので、申込を検討する際は同社サイトで開催内容と条件を確認してみると良いでしょう。

2-4 ネットで簡単に申し込める

楽天カードはパソコンやスマートフォンから簡単に申し込むことができます。引き落とし口座の登録なども全てネットで完結できるので手軽です。

2-5 クレジット決済で積立投資ができる

楽天カードは、楽天証券の投信積立に使うこともできます。投資信託の積立投資はリスク分散効果が高いため、投資初心者の方でも長期目線で低リスクに資産運用が可能です。

楽天カードを利用することで、投資信託の買い付けに対してもポイントが貯まるほか、SPUの達成条件を満たすことでさらにポイント還元率を上げることもできます。クレジットカードで積立投資ができるサービスは他に数少ないため、資産運用を始めたい方にもメリットのある一枚となっています。

3 楽天カードのデメリット

楽天カードはユーザーにとってメリットの多いクレジットカードですが、同時にデメリットもあります。こちらでは主なデメリットを3点ご紹介します。

3-1 期間限定ポイントに注意

楽天カードで付与される楽天ポイントには、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。期間限定ポイントは有効期間が限定されているポイントで、期限内にポイントを使用しないと失効するので注意しましょう。

入会時のカード利用特典などのキャンペーンポイントは期間限定ポイントとなる場合が多いので、定期的にポイント数や期限をチェックしておくことが大切です。

3-2 ETCカードの発行には年会費がかかる

多くのカード会社ではクレジットカードを所持していると無料でETCカードを発行できますが、楽天カードでETCカードを発行する場合は年会費が必要です。楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードの会員、または、楽天PointClubのダイヤモンドかプラチナ会員以外は一律で税込550円の年会費がかかります。

3-3 明細書の郵送にも手数料がかかる

楽天カードではクレジットカードの利用明細書の郵送を希望する場合、楽天ゴールドカードや楽天プレミアムカードの会員以外は1回につき税込84円の手数料が必要です。

最近は各企業でペーパーレス化が進んでおり、利用明細書の郵送に費用がかかるカード会社も増えてきています。楽天カードもこの流れに合わせて明細書の郵送を有料にしていますが、WEB明細サービスなどを利用することで費用をかけずに利用明細書を確認することは可能です。

4 楽天カードの評判・口コミ

楽天カードは年会費無料や高いポイント還元率などによって多くのユーザーから支持されているクレジットカードです。楽天カードを実際に利用している方の声も見ていきましょう。

  • 「楽天ポイントが貯まりやすい」
  • 「ポイント還元のキャンペーンがお得」
  • 「普段使いに適したカード」
  • 「年会費は無料だが明細書の郵送が有料なのは不満」
  • 「フリーダイヤルがつながりにくい」

※上記はすべて個人の感想です。サービス内容や最新情報などについてはご自身でもよくお調べの上、ご利用をご判断ください。

楽天カードの評判で特に多いのは、「ポイントの貯まりやすさ」に関する評判です。楽天市場をよく利用するユーザーや、他の楽天グループのサービスを併用しているユーザーからの反響は大きく、高い還元率が支持されています。

ポイント還元などのキャンペーンも評判が良く、期間限定のキャンペーンなどを活用することで、高いポイント還元を受けながら買い物をすることができます。また、普段使いにも適しており、公共料金の支払から買い物まで幅広いポイント還元が実施されているため普段の生活でも手軽に有効活用できるクレジットカードとなっています。

一方、明細書に関しては無料で利用できるWEB明細サービスを活用することで費用をかけずに明細を確認することもできますが、ETCカードは楽天PointClubのランクがダイヤモンドやプラチナ以外の場合、年間税込550円の費用が必要です。

ETCカードの利用にもポイント還元は適用されるため、年間で550円分以上のポイントを獲得できる利用者は損をしない計算ですが、そうでない場合はETCカードの維持費として毎年コストがかかることになります。

このほか、楽天カードの問い合わせ先として公表されている電話番号につながりにくいという意見もあります。なお、利用状況を確認する際は、楽天e-NAVIという会員専用のウェブサービスを利用すると24時間いつでもチェックできます。電話とウェブのどちらでもできる手続きは、楽天e-NAVIを活用することでコストを抑えられるので便利です。

5 楽天カードの申し込み方法(手続きの流れ)

楽天カードはスマートフォンやパソコンから簡単に申し込むことができます。まずは事前準備として以下の3つが必要です。

  • 楽天ID
  • 本人確認書類
  • 引き落とし用銀行口座

楽天IDは最初から準備しなくても申し込みの手続きと同時に取得することができます。また、本人確認書類は配送されたクレジットカードを受け取る際に提示を求められ、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの住所・氏名・生年月日等を確認できるものが必要です。

次に、パソコンやスマートフォンからネット申込のウェブサイトに接続し、住所や氏名、生年月日、性別、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を入力します。VISAやJCBなどのカードブランドの選択もこちらの画面で選択します。その他の住宅ローンの有無や勤務先、引き落とし銀行口座などの必須項目を全て入力すると申込手続きは完了です。

申込手続き完了後、カード会社で入会審査とカード発行の手続きが行われます。カードが到着するまでの期間は入会審査やカード発行の状況をWEBページで確認することも可能です。

申込時に登録したメールアドレスに「お申し込み受付のお知らせ」が届いてから通常1週間から10日前後でカードが届きます。受け取りの際には住所・氏名・生年月日を確認するため、本人確認書類が必要です。

また、新規入会特典のポイントを受け取るためには楽天e-NAVIへの登録が必要です。カードを受け取った後、楽天e-NAVIにログインしてポイントの受け取り申請を忘れずに行いましょう。その後、カード申込日の翌月までに初回のカード利用と翌々月25日までに銀行口座の登録を完了しておけば、初回利用特典のポイントを受け取ることができます。

まとめ

楽天カードは顧客満足度調査で14年連続首位となっているなど人気が高く、年会費無料や高還元率のポイントシステムといったメリットの多いクレジットカードです。ただし、ETCカードの発行や利用明細書の郵送には費用がかかるので留意しておきましょう。

特に初めてクレジットカードを持つ方は、メリット・デメリットをしっかり確認し、口コミや評判なども参考にしながらカード会社選びを進めてみてください。

The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 クレジットカードチーム

HEDGE GUIDEでは、クレジットカードに関する最新ニュース、クレジットカード選びに役立つ知識や、各カードのポイント還元率・年会費・評判、おすすめの活用法などについてわかりやすく解説しています。