2018年3月1日、株式会社シノケングループ(以下、シノケン)は、東京23区内にあるシノケンのアパート(ブランド名:『ハーモニーテラス』)21棟に投資を行う国内初の本格的な機関投資家向けアパートファンド『HTT-1号ファンド』(ファンド総額:約30億円)を組成することとし、不動産ファンド事業に進出することを発表した。
シノケンは、今回の機関投資家向けアパートファンド『HTT-1号ファンド』の立上げを契機に、新たに株式会社シノケンアセットマネジメント(本社:福岡市)を設立し、不動産ファンド事業を開始する。

シノケンは1990年の設立来、土地を持っていないサラリーマン・公務員層の個人の顧客に対し、土地から取得するアパート経営のパイオニアとして、資産形成を目的としたアパート経営の提案を行ってきた。
シノケンのアパート経営の特徴は、駅近徒歩10分圏内の好立地にこだわり、アパートの企画・開発に加え、入居者募集等の賃貸管理サービス、LPガス、シノケンでんきの供給、少額短期保険サービス、家賃等の債務保証サービス等をワンストップで提供することにあり、賃貸管理事業として約30,000戸超の物件を管理するとともに、その入居率は99%と高い実績を獲得している(2018年3月時点)。
これまで、主に個人投資家へこのアパート商品を販売してきたが、機関投資家からも、高い実績を誇るシノケンアパートを対象とした投資商品についての要望が寄せられていた。
今回のファンド組成の取り組みにより、シノケンの顧客層は個人投資家から機関投資家まで一気に拡大することになる。次号ファンドについても、既に企画検討に着手しており、今後、1号ファンドと同程度以上のファンドを組成する予定だ。
また、その後は、ニーズが高い個人向け小口投資ファンドや不動産担保型のローンファンド等、様々なコンセプトのファンドを毎期30億~50億円規模で組成し、国内・海外、法人・個人を問わず、広く顧客層の拡大を目指していく。
個人投資家がシノケンのアパートファンドに気軽に投資できるようになる日も、そう遠くはないだろう。
【サービス紹介ページ】シノケンのアパート販売
【参照】シノケン、国内初の本格的な機関投資家向けアパートファンド『HTT-1号ファンド』を組成
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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