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ESG投資コラム

海外スタートアップが目指す「100%ゼロウェイスト」とは?消える印刷インクや美味しい食器も紹介 

サステナビリティ意識が高まっている近年、日本においても「循環型経済」「3R(Reduce・Reuse・Recycle)」「ゼロウェイスト(廃棄物ゼロ)」という言葉を耳にする機会が増えたのではないでしょうか。いずれも資源の使用量や廃棄物を削減し、持続可能な目標(Sustainable Development Goals:SDGs)を達成するの重要キーワードです。このような中、「最初から廃棄物を出さない」をコンセプトに、より持続的な循環型社会を目指すイノベーションが活発化しています。本稿ではゼロウェイスト循環経済への注目が高まっている背景と、リサイクル・リユース(再利用)不要のゼロウェイスト製品を開発する海外の・スタートアップ事例をレポートします。

ブロックチェーン

旭化成、日本IBMと再生プラスチックの資源循環プロジェクト立ち上げへ

旭化成株式会社は5月24日、日本IBM株式会社の技術支援を受け、ブロックチェーンを活用した再生プラスチック資源循環プロジェクト「BLUE Plastics(Blockchain Loop to Unlock the value of the circular Economy:ブルー・プラスチックス)」の開発を進めていると発表した。また、2022年3月までにプロトタイプを用いた実証実験を開始するという。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

置き配サービスのYper、業務用バッグに環境配慮型再生素材「RENU」採用。再配達問題解決とサーキュラーエコノミーの構築目指す

簡易宅配ボックスとスマートフォンアプリを使った物流サービスを提供するYper(イーパー)株式会社は10月8日、伊藤忠商事株式会社が取り扱う循環型素材ブランド「RENU(レニュー)」の再生ポリエステル素材を利用して、「置き配バッグ『OKIPPA(オキッパ)』」の製造を開始すると発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

アサヒグループ、サステナビリティ推進基盤を強化へ。「グローバルサステナビリティ委員会」設置も

アサヒグループホールディングス株式会社は7月6日、アサヒグループ全体でサステナビリティの取り組みレベルをさらに向上させるため、基盤となる基本方針・ビジョンを新たに策定したと発表した。マテリアリティ(重要課題)と推進体制を見直し、ビジネスモデル、成長戦略、事業活動のすべてで、持続可能性をより強く意識した仕組みを導入する。

寄付

プリンスホテル、プラ製買い物袋の有料化開始。売上金は地方自治体に寄付

株式会社プリンスホテルは7月1日から国内施設の直営店舗においてプラスチック製買い物袋の有料化を開始、1枚3円で販売している。売上金は、各施設が位置する地方自治体に寄付し、地域の環境保全活動や社会貢献活動に活用する計画だ。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

プラごみ投函でLINEポイント付与、P&Gと日本環境設計が 「プラごみペイ」を北海道限定で開始

日本環境設計株式会社は5月28日、日曜消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社(P&G)とともに、プラスチックリサイクルの新しい枠組み「プラごみペイ」プロジェクトを開始すると発表した。

ESG・サステナビリティ・インパクト投資

三越伊勢丹HD、プラ製買物袋を廃止へ。7月1日から国内百貨店全店で順次実施

三越伊勢丹ホールディングスは7月1日から、国内グループ百貨店全店で同社の食品レジ袋とプラスチック製買物袋を順次廃止すると発表した。食品フロアでは有料の紙袋を販売し、それ以外のフロアでは紙袋の無料配布を継続する。