ホーム・デポ22年2~4月期、四半期で過去最高の売上高。通期見通し上方修正
米小売り大手ホーム・デポ(ティッカーシンボル:HD)が5月17日に発表した22年2~4月期(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比2%増の42億3,100万ドル(約5,500億円)だった。インフレ圧力が高まるなか、値上げが奏功して四半期ベースで過去最高の売上高を記録したほか、通期の業績予想を引きあげた。
米小売り大手ホーム・デポ(ティッカーシンボル:HD)が5月17日に発表した22年2~4月期(第1四半期)決算は、純利益が前年同期比2%増の42億3,100万ドル(約5,500億円)だった。インフレ圧力が高まるなか、値上げが奏功して四半期ベースで過去最高の売上高を記録したほか、通期の業績予想を引きあげた。
国際エネルギー機関(IEA)は3月8日、2021年の世界の二酸化炭素(CO2)排出量が過去最高に達したと発表した(*1)。温室効果の影響度が大きい石炭からの排出量が過去最高に達しており、排出量の増加はおもに中国によるものだと分析した。
国連食糧農業機関(FAO)が3月4日に発表した2月の世界の食料価格指数(2014~16年=100)は140.7と前月比5.3ポイント上昇し、11年2月以来11年ぶりに過去最高を更新した(*1、2)。需要拡大にともない植物油や乳製品が値上がりしたほか、ロシアのウクライナ侵攻による供給不安が価格上昇に拍車をかけている。
米国半導体工業会(SIA)は2月14日、2021年の世界の半導体売上高が前年比26.2%増の5,559億ドル(約64兆2800億円)と、過去最高に達したことを発表した(*1)。グローバルに半導体が不足するなか、メーカー各社が生産能力を引きあげた。