ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」を提供するウェルスナビ株式会社は1月12日、預かり資産が3400億円を突破したと発表した。3400億円突破は8日時点で、今月4日時点で3300億円を突破したばかり。4営業日で100億円を上積みしており、2016年7月の正式リリースから約4年5カ月で大きく躍進している。なお、口座数は36万。
ウェルスナビの特徴として、同社が筆頭に挙げるのが世界の富裕層や機関投資家が実践する「長期・積立・分散」の資産運用を、独自の高い技術力で自動化している点。ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づき、6~7つのETF(上場投資信託)を通じて、世界約50カ国1万1000銘柄に分散投資。資産配分の決定から発注、積立、リバランス、税金最適化まですべて自動で行える。昨年のコロナ禍における世界的な経済不安の中でも、同社が提唱する「長期・積立・分散」方式への支持が多く、ユーザー数は引き続き伸びた
忙しく働く世代向けのサービス設計、快適な資産運用をサポートする機能、さらにシンプルな手数料・資産運用アルゴリズムの公開といった特徴に加え、預かり資産の着実な増加ペースも、利用者に安心感を与えたと見ていいだろう。
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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