ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」の預かり資産が2300億円を達成した。運営元のウェルスナビ株式会社が2月13日に発表したもので、同日付で口座数も28万を突破。2019年12月に預かり資産2000億円を達成以来、2ヶ月強で300億円を上積みしており、今年に入って拡大ペースを上げている。
ウェルスナビは、資産運用をテクノロジーの力で、一部の富裕層や機関投資家など、特別な層から広く一般に広げる目的で開発された。ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいた「長期・積立・分散」の資産運用を自動で実現。機能性、透明性、シンプルな手数料が評価され、働く世代の支持が拡大しています。強固な顧客基盤を持つパートナー企業を通じた利用も広がっている。
同社は、資産形成のパーソナルサポートで「資産運用3.0」の実現を目標に掲げる。柴山和久代表取締役CEOは2019年、クレジットカードや住宅ローン、保険など、個人が運用する金融資産を総合的に提案する本格的なPFM(個人財務管理事業)への参入を目指す意向を示し、ライフプランの作成や人工知能(AI)によるアドバイス機能の拡充、個人向け金融サービスの最適化などを拡充してきた。19年に表層化した「老後資金2000万円問題」も追い風に、ウェルスナビの快進撃は続きそうだ。
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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