住宅購入のタイミングはやっぱり「結婚」「出産」、マイナビ調査

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株式会社マイナビは総合情報サイト「マイナビニュース」の会員に実施したアンケート調査の結果を11月21日発表した。住宅購入をしたことがあったのは507人。うち89.9%が現在もその家に住んでいる。

「なぜそのタイミングで購入したのか」を自由回答で訊ねたところ、特に多かったのは「結婚・出産」だった。結婚・出産を理由に挙げている回答は、

「家族計画等の将来設計をしたから」(39歳男性/事務・企画・経営関連)
「子どもが生まれて広い部屋が必要になったから」(32歳男性/販売・サービス関連/)など、30代の男性が目立つ。いずれも築5年未満の中古マンションを購入していた。

「いい物件に出会ったから」という回答も多い。

「ネット検索でたまたま希望する条件に近い物件を見つけた」(58歳男性/専門サービス関連/マンション/新築/5年未満)
「たまたま魅力的な物件を見つけたから」(39歳女性/クリエイティブ関連/マンション/新築/5年未満)など。

時期は未定でも、住みたい物件の条件が明確なら、「偶然」も立派なタイミングになる。

「借家に住んでいたが、引っ越さなければならなくなった」
「社宅を出る必要があった」
「区画整理で引っ越しを余儀なくされた」など、やむを得ず購入に踏み切るケースも。
40代~50代の回答が多く、この年齢は賃貸か購入かを選択する節目といえそうだ。

先立つものは、やはりお金だ。

「退職したときにまとまったお金が入ったので」(49歳男性/営業関連/マンション/新築/5年以上10年未満)
「ちょうど購入資金がある程度確保できたから」(44歳男性/その他・専業主婦等/マンション/中古/10年以上15年未満)
「一括で購入出来る資金が貯まったから」(35歳男性/事務・企画・経営関連/マンション/新築/5年以上10年未満)など、購入資金は計画的に貯めておきたいと思わされる。

環境や家賃の値上げもトリガーになる。

「子どもの進学」「親と住むため」「家賃が上がってローンと変わらないので」といった回答のほか、「賃貸マンションに住んでいたが、子どもたちが家の中を走り回ることで下の階よりクレームがきたため、この機に買うことにした」「当時住んでいたアパートのすぐ隣に高層マンションが建つ事になり環境が悪化しそうだったので」など、隣近所の事情も影響する。

ほか、「定年退職までに住宅ローンを終わらせたかった」「夫婦でモデルハウスまわりをしていたら家を建てたくなった」や、「なんとなく」「たまたま」といった声もあり、多様。

調査は「マイホームの購入にはある程度の「勢い」も必要なのかもしれないが、高価な買い物だけに後悔しないよう」と締めくくる。

調査時期: 2018年10月24日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 1,001名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

【参考記事】マイナビニュース「家をいつ買いましたか?住宅購入経験者にタイミングを聞いてみた
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