独自のアルゴリズムに基づき、一人ひとりに最適な資産運用サービスを低コストで提供する株式会社お金のデザインは10月20日、THEO(テオ)の月間運用状況レポートを公開した。
THEOは、AIを搭載したロボアドバイザーで、最低投資額10万円、運用報酬年1%、追加の手数料なし、変更・解約・出金の申込みは365日24時間いつでも可能と、少額から取り組みやすいサービスだ。最大約30銘柄もの世界のETFを組み合わせ、ノーベル賞受賞理論をベースにした最先端の運用手法を採用。顧客の資産運用の「目的」を分析し、それを実現するための「機能」に着目した3つのポートフォリオ(「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」)を組み合わせて運用を行っている。また、定期的に組入れETFの見直し「リアロケーション」とユーザーのポートフォリオと目標値とのかい離を修正する「リバランス」を自動で行ってくれることも特徴だ。
今回発表されたレポートでは、2018年9月の運用状況、月明けに行われたリアロケーションについて報告されている。
グロース・ポートフォリオは米ドルベースで-0.08%下落し、円ベースでは円安により2.23%の上昇となった。リアロケーション対象月ではなかったため、月初の銘柄と配分の見直しは行われていない。
インカム・ポートフォリオは米ドルベースで-0.54%下落し、円ベースでは円安により1.77%の上昇となった。今月のリアロケーションでは、大きな変更はなく主にハイイールド債から新興国債への入れ替えのみが行われた。ポートフォリオのデュレーションは8.08年でほとんど変わらず、一方平均利回りは4.05%へ若干上昇している。
インフレヘッジ・ポートフォリオは米ドルベースで-0.66%下落し、円ベースでは円安により1.63%の上昇となった。グロース・ポートフォリオと同様、月次のリアロケーションにおいて、銘柄と配分の見直しは行われなかった。
各ポートフォリオと関係する市況動向についてもコメントがあるので、興味がある方はぜひ一読してみてはいかがだろうか。THEOをはじめとするロボアドバイザーは、こうしたトピックをもとに自動で資産運用を行ってくれる便利なサービスだ。資産運用初心者の方は投資対象として一度検討してみることをおすすめする。
【参照記事】月間運用状況レポート(2018年9月)
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