目次
1. THEO(テオ)の特徴
THEOは、AIを搭載したロボアドバイザーで、最低投資額10万円、運用報酬年0.715%~1.1%(税込、預かり資産に応じて変動)、追加の手数料なし、変更・解約・出金の申込みは365日24時間いつでも可能と、少額から取り組みやすいサービスです。運営会社の株式会社お金のデザインには、UTEC(株式会社東京大学エッジキャピタル)、第一生命保険株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社電通デジタル・ホールディングス、伊藤忠商事株式会社と名だたる企業が出資をしており、経産省が支援する「J-Startup」にもロボアドバイザーの企業としては唯一選ばれています。
運用面では、最大約30銘柄もの世界のETFを組み合わせて、年齢や金融資産額に応じた231の運用ポートフォリオを構築し、少額から国際分散投資を行うことが可能です。また、搭載されたAIが、世界中の膨大な自然言語情報や市場データを収集・分析し、その情報をもとに銘柄や資産クラスが一定期間後に大幅に下落するかを判断。大きな下落リスクのある銘柄の比率を下げ、保守的なポートフォリオへと変更してくれます。これまで機関投資家しか利用できなかったハイクラスな資産運用を個人でも利用できるようにしたサービスです。
また、NTTドコモとの協業サービスである「THEO+docomo」では、最低投資額1万円とTHEOよりもさらに少額から始めることができ、預かり資産額に応じてdポイントをもらうこともできます。また、dカード(dカード、dカード GOLD)によるおつり積立機能やドコモ口座との連携も可能です。dポイントを貯めたい、おつり投資やポイント投資に興味がある、という方はこちらも検討されてみると良いでしょう。
THEO+docomo
サービス名 | THEO(テオ) |
URL | https://theo.blue/ |
運営会社名 | 株式会社お金のデザイン |
本社所在地 | 東京都港区赤坂1-9-13 三会堂ビル1F |
設立 | 2013年 |
代表取締役社長 | 山辺 僚一 |
資本金 / 資本準備金 |
1億円 / 120億2392万4861円(2019年3月22日現在) |
社員数 | 51名(2019年1月末時点) |
主な資本提携・業務提携先 | UTEC(株式会社東京大学エッジキャピタル) 第一生命保険株式会社 株式会社NTTドコモ 株式会社電通デジタル・ホールディングス 伊藤忠商事株式会社 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社 株式会社リクルートホールディングス 株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ 株式会社東邦銀行 株式会社百五銀行 など |
上場有無 | 非上場 |
ロボアドバイザー種別 | 投資一任型 |
サービス開始年月 | 2016年2月 |
運用者数 | 117,031人(2022年1月末時点) |
運用資産額 | 1331億円(2022年3月29日時点) |
ポートフォリオ診断 | 0円(無料) |
運用手数料 | 3,000万円を超えるまで年率1.1%(税込) 3,000万円を超える部分は年率0.55%(税込) |
最低投資金額 | 10万円 |
自動積立金額 | 1万円以上1,000円単位 |
平均積立額 | 25,838円(2022年1月末時点) |
積立率 | 76%(2022年1月末時点) |
入金方法 | 銀行振込、クイック入金 |
申込みから買付けまでの期間 | 最短翌日 |
出金までの期間 | 依頼日より最短3営業日 |
特定口座(源泉徴収あり) | 選択可能(確定申告不要) |
プラン変更・解約申込み | いつでも可能(365日24時間) |
期待リスクと利回り実績 | 【リスクカテゴリ】範囲 【低リスク】9%〜12% 【中リスク】12%〜16% 【高リスク】16%〜19% ※2016年3月から2023年5月末までの実績値: |
投資対象 | 海外ETF |
取扱銘柄数 | 最大約30銘柄 |
運用方針 | 投資運用目的に合わせて運用方針を決定 ノーベル賞受賞理論をベースに、最先端の運用手法を採用。顧客の資産運用の「目的」を分析し、それを実現するための「機能」に着目した3つのポートフォリオ(「グロース」「インカム」「インフレヘッジ」)を組み合わせて運用 |
運用パターン | 投資目的別に231通り |
運用手法 | スマートベータ戦略 ※スマートベータ戦略とは、時価総額以外の基準を元に構成銘柄や組入比率を決める戦略のこと。THEOでは様々な国・地域・投資対象のETFを組み合わせて一定の基準で最適化を行うことで、スマートベータ戦略を実現。 |
リバランスの頻度 | 毎月、入出金時 ※リバランスとは、相場の価格変動に応じてETFの保有割合を再調整すること |
ポートフォリオの自動見直し | あり/年齢に応じて年1回見直し ※見直し例:年齢が上がる度にリスク許容度を徐々に引き下げていく、など |
年齢 | 20代:6% 30代:24% 40代:37% 50代:24% 60代:8% 70代:1% |
投資経験 | ほとんどない:61% ある程度:34% 豊富にある:5% |
投資金額 | 10万円未満:16% 10万円~50万円:36% 51万円~100万円:20% 101万円~500万円:25% 500万円~1000万円:2% 1,000万円以上:1% |
保有資産額 | 100万円未満:15% 100万円~499万円:29% 500万円~999万円:19% 1000万円~1999万円:17% 2000万円~2999万円:7% 3,000万円以上:13% |
※2023年5月時点の情報となります。最新情報に関しては上記サイトを御覧ください。
2. THEOに関するニュース
- 2024/2/19資産運用サービスTHEO、8周年インフォグラフィックスを公開。運用金額2200億円超、運用者数は7年で約19倍に
- 2023/9/13SMBC日興証券、【THEO】Vポイントが最大11000Pもらえるダブルチャンスキャンペーン開催中
- 2023/7/4お金のデザイン、「THEO 夏のボーナスキャンペーン」開始。入金額に応じ最大10万円プレゼント
- 2023/5/16dポイントで資産運用。ロボアドバイザー「THEO+[テオプラス]docomo」がポイント入金機能を提供開始
- 2023/1/31「自分らしく幸せに生きる」を金融サービスはどうサポートできるか?京都大学とお金のデザインが共同研究
- 2022/12/3お金のデザイン、お任せでESG投資ができる「THEOグリーン」提供範囲を拡大
- 2022/9/30THEOグリーン提供開始1周年、運用額は約93億円に。「ESG投資に興味あるが始め方がわからない」ニーズ捉える
- 2022/9/26THEO+docomo、「dカード積立」開始。積立額に対して最大1%のdポイント進呈
- 2022/7/2120代は「お金に不自由しない人生」にこだわらない?お金のデザインが「お金」と「人生」に関する意識調査
- 2022/6/29最大10万円プレゼント。お金のデザイン「THEO夏のボーナスキャンペーン」開始
3. THEOのメリット
- 10万円からはじめるグローバル分散投資
- 利用状況に応じて手数料0.715%(税込)も!長期運用に適した新手数料体系を導入
- 資産運用の目的やリスク許容度に応じて231の運用パターン
- AIを活用した効率的な資産運用
- 口座開設・口座維持管理・案件取引の手数料は全て無料
3-1. 10万円からはじめるグローバル分散投資
THEOはこれまで機関投資家だけが利用できたハイレベルの資産運用を、個人でも利用できるようにした小口の投資サービスです。スマホで、10万円からはじめることができ、月1万円からの積立で無理なく続けることができるため、投資が未経験の方や資産形成をしていきたい方に向いています。
また、THEOでは以下のように3つの分散投資を行うことで、リスクを低減しています。
分散手法 | 具体的な分散方法 |
---|---|
地域の分散(地理的分散) | 最大30種類以上のETFに投資することによって、実質的に世界数十カ国に投資することを実現 |
資産の分散(アセットクラスの分散) | 株、債券、実物資産などの多様なアセットクラスに投資 |
時間の分散(長期運用による時間的な分散) | 購入を一度のタイミングで行うのではなく、複数回に分けて行うことで、価格変動のリスクを分散 |
3-1-1 地域の分散(地理的分散)
THEOのポートフォリオは、30種類のETFから構成されています。投資先資産(個別株、債券、不動産や金・原油など)のバリエーションは世界約70の国・地域、投資対象は20,000銘柄以上となっています。このように地理的な分散を行うことで全体のリスク分散を図っています。
3-1-2 資産の分散(アセットクラスの分散)
値動きやリスク特性の点で性質が似通った資産をグループにまとめた区分をアセットクラスといいます。THEOではETFを「新興国株」「先進国国債」「リート・不動産」など9つのアセットクラスに分類し、それぞれのアセットクラスにバランスよく分散投資を行うことでリスクの低減を図っています。
3-1-3 時間の分散(長期運用による時間的な分散)
THEOでは、複数回に分けて購入を行うことで、価格変動のリスクを分散長期で値上がりしています。また、成長分野の資産を長期で保有し続けることで短期的な価格変動の影響を小さくし、リターンに対する相対的なリスクを低減しています。
3-2. 利用状況に応じて手数料0.715%(税込)も!長期運用に適した新手数料体系を導入
THEOの運用報酬は投資一任報酬のみとなります。取引ごとの売買手数料や、委託手数料・為替手数料などは投資一任報酬の中からTHEOが負担するため、ユーザーには年率1.1%(税込)の投資一任報酬以外の負担がかかりません。このように、手数料を増やすための不必要な取引を行うというインセンティブは働かないという仕組み上の特長があります。
3-3. 資産運用の目的やリスク許容度に応じて231の運用パターン
THEOでは年齢や金融資産額などに基づいて、以下のように運用プランを提示してもらうことができます。
3-3-1 THEOの運用ポートフォリオ例
3-3-2 THEOの運用プランシミュレーション例
3-3-3 ポートフォリオ構築、見直し、リバランス
また、ポートフォリオ構築、売買、定期的な組み替えをすべて自動で行ってくれるため、悩まず、手間を掛けずに資産運用を始めることができます。
3-4. AIを活用した効率的な資産運用
THEOは運用にあたってAIを導入しており、世界中の膨大な自然言語情報や市場データを収集・分析し、銘柄や資産クラスが一定期間後に大幅に下落するかを判断。大きな下落リスクのある銘柄の比率を下げ、保守的なポートフォリオへと変更してくれます。
3-5. 口座開設・口座管理・解約・出金など7つの手数料が無料
THEOでは、会員登録・口座開設・口座維持管理・案件取引時の手数料はすべて無料(0円)となっています。一方、THEOの投資口座への振込手数料は顧客負担となっています。
ネット銀行やメガバンクの手数料無料サービスなどを活用すれば、口座開設から実際に投資を始めるまですべて無料で取り組むことも可能です。解約時の手数料や出金手数料などもかからないため、まずは少額・短期から始めてみたいという方にもおすすめです。
THEOの手数料 | 金額 |
---|---|
会員登録の手数料 | 無料(0円) |
口座開設の手数料 | 無料(0円) |
口座管理の手数料 | 無料(0円) |
ETF売買手数料 | 無料(0円) |
為替手数料 | 無料(0円) |
解約手数料 | 無料(0円) |
投資口座への振込手数料 (お客様口座 → 投資口座) |
お客様負担 |
出金手数料 (投資口座 → お客様口座) |
無料(0円) |
4. THEOで投資を始めるまでの流れ
- STEP1 WebからTHEOに新規登録
- STEP2 最短3分、無料で口座開設
- STEP3 あとは、入金するだけ
STEP1 WebからTHEOに新規登録
無料会員登録ページから、メールアドレスのみで簡単登録。年齢や金融資産額などに基づき、THEOがユーザーに適したプランを提示してくれます。
STEP2 最短3分、無料で口座開設
口座開設はオンラインで完結。必要なのは、マイナンバー・運転免許証など本人確認資料のみ。ご自身でカスタマイズすることも可能です。
STEP3 あとは、入金するだけ
最短2営業日で口座開設が完了。毎月1万円から始められます。
5. THEOユーザーの声(口コミ・評判)
※実施時期 : 2017年09月22日~2017年10月01日(Web調査)
※実施時期 : 2018年03月23日~2018年04月01日(Web調査)
6. THEOのメディア掲載実績・評判
既存の証券会社は敷居が高いと感じていた人たちを、イノベーションの力が振り向かせた。
(日本経済新聞)
手数料は運用資産額に対して年1%で、証券会社の投資一任サービス「ラップ口座」の2〜3%と比べると割安とは言える。投資の手軽な入り口となるだろう。
(TechCrunch)
THEOがユニークなのは、ポートフォリオ理論に基づくロボアドバイザーでありながら、ユーザー視点を強く打ち出している点だ。
(日経ヴェリタス)
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