THEO、開始4年で預かり資産約600億円・平均年率リターン10.4%に。インフォグラフィックス公開

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AI搭載の資産運用サービス「THEO(テオ)」は2020年2月16日に運用開始4周年を迎え、運用者数は9万人超、預かり資産約600億円まで成長した。提供元の株式会社お金のデザインは4周年を記念して特設サイトでテオのインフォグラフィックスを3月13日公開した。

インフォグラフィックスによると、4年間の平均年率リターンは10.4%、4年間で実施したポートフォリオのメンテナンス(リバランス・リアロケーション・リクリエーション・リプロファイリング)は一人当たり合計120回。ユーザーの平均預かり金額は81.7万円となっている。ユーザーの約8割が5年以上の長期運用を予定しており、「10年~20年」(31%)、「20年以上」(25%)と長期的に続ける考えの人も多い。提供開始5年未満ながら、確かな信頼がうかがえる。

2019年12月に実施した自社アンケート(回答数1万4103件)では、サービス利用を始めたユーザーの25.3%が「さまざまな投資方法を調べるようになった」と回答。テオを選んだ理由のトップ(70.3%)は、「すべておまかせで資産運用してくれるから」だった。サービスの評価は「満足」(23.0%、「どちらかといえば満足」(67.7%)で、あわせて9割に達している。

支持の高い「おまかせ資産運用」は、5つの質問からユーザーの運用目的を推定、 一人ひとりに合わせた資産運用方針を設定。 目的に応じた資産運用を自動で行う仕様だ。 テオのポートフォリオは、 最大30種類以上のETF(Exchange Traded Fund=上場投資信託)から構成され、細かく分解すると投資先は世界約70の国・地域、20,000銘柄以上が投資対象となり、 徹底的な分散投資を行うことでリスク低減を図っている。

実際の投資は、長期的に高いリターンを狙う「グロースポートフォリオ」、 相対的に安定的かつ着実にリターンを狙う「インカムポートフォリオ」、 株式との相関を避けてリスクの軽減を狙う「インフレヘッジポートフォリオ」の3つを、 目的別に組み合わせ運用する。市場全体のリスクをとることによるリターンに加え、 その他の要因(スマートベータ)から生じるリスクを適切に組み合わせることで、 効率的にリターンの向上やリスクの低減を狙うスマートベータ運用を採用しているのも特徴の一つだ。同社は「 今後もより多くの方の資産運用をサポートしご満足いただけるよう、サービスの向上と提供に努めていく」としている。

【参照記事】数字でみるAI搭載ロボアドバイザーTHEO
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム

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