TECRA株式会社は、不動産クラウドファンディング(CF)「TECROWD」の48号ファンド「Hoimor office/Ambassador Residence」の募集を9月12日午後6時スタートする。同社が多くの物件を手掛けるモンゴルの首都ウランバートルの中心地に位置する、オフィスビルと高級レジデンスが投資対象。募集金額は8940万円、募集想定利回り年利8%、運用期間は10月1日〜2025年9月30日の24ヶ月を予定している。募集は1口10万円から、受付期間は今月30日まで。
オフィスビルHoimor officeはTECROWD1号ファンド、レジデンスのAmbassador ResidenceはTECROWD2・3・4号ファンドで運用し、事業会社のTECRA社の固有資産として振り替えて償還した物件。これを再度ファンドに組み入れ、インカムゲイン型ファンドとして運用を行う。
同社によると、Hoimor officeは、ウランバートルの中心地にあるスマートオフィス。Wi-Fi環境やAIエレベーター完備、コンシェルジュ常駐、そして普及が進む自家用車のニーズに応える十分な駐車場スペースを用意。さらに、従来のモンゴルではあまり馴染みのなかった共用の会議室を充実させることで、入居企業のコスト負担軽減を実現するとしている。スタートアップや小規模の企業用に小さい区画も用意した。
Ambassador Residenceは総戸数住戸62戸、店舗1戸、住戸の1戸当たり平均専有面積が97.2㎡のレジデンス。モンゴルでは経済の発展に伴い、外資系企業等が増加したことで、現地富裕層や企業駐在員・大使館員などからの住居ニーズが高まってきており、ウランバートル中心部は近年、中高層のレジデンスが相次いで建設されている。中でも同物件はシステムキッチンや温水暖房便座、床暖房、オートロック、24時間コンシェルジェカウンターなどに加え、高級感のある上質なデザインが高い評価を受けている。地下駐車場も完備されており、車の乗降がスムーズにでき、冬場はマイナス40度にもなる現地でも快適に過ごすことができるのが売り。
物件はいずれも、同社と長くパートナーシップ関係にあるインベスコアグループの不動産管理会社であるInvescore Property LLC.とマスターリース契約を締結するため、空室が出ても、安定した家賃収入を得ることが期待できるという。また、ファンド運用に関わる全ての金銭の授受を円建てで行うため、投資家の為替リスクが抑えられているのもメリットのひとつ。総出資額は9955万円で、同社グループが1015万円の劣後出身を行う。
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※本記事は投資家への情報提供を目的としており、特定商品・ファンドへの投資を勧誘するものではございません。投資に関する決定は、利用者ご自身のご判断において行われますようお願い致します。
HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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