マネックス証券株式会社は7月11日、マネックス・アセットマネジメント株式会社が提供する、運用サービス「ON COMPASS(オンコンパス)」のマネックス証券内での運用資産残高が200億円を突破したと発表した。2022年8月に150億円を突破、10ヶ月後の今月3日に50億円を上積みした。
オンコンパスは、個人の資産運用プランに沿った専門家による運用と、高度な金融工学に基づいた独自の運用モデルをうたうオンラインサービス。2020年3月31日に「MSV LIFE」から現名称に変更、21年8月に運用資産残高100億円超となった。
特徴の筆頭は、リスクを抑えた安定運用。独自の運用モデルによる資産配分で、グローバルに分散投資してリスクを抑える。実質的な投資対象は、国内外のETF(上場投資信託)で約80ケ国、約4万銘柄に投資を行う。
最低投資金額は1000円で、積立投資や引き出しながらの運用も可能。手数料は運用資産残高に対して年率1.0075%程度で、これは最終投資対象のETFの費用0.1%程度(概算)を含んだ費用。申込み手数料や売買手数料、解約手数料などは不要。
金融庁が今年4月公表した「国内運用会社の運用パフォーマンスを示す代表的な指標(KPI)の測定と国内公募投信についての諸論点に関する分析」の「ファンドラップ(SMAを含む)の『費用控除後』平均パフォーマンス」の3年および5年のリターンで1位を獲得。費用控除後の過去3年リターン(年率)は6.3%、5年リターン(年率)が4.6%となっている。
サービス特徴や運用実績を踏まえ、新規の申込みや積み増しが増加しており、23年5月・6月はそれぞれ過去最高の申込みがあったという。
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HEDGE GUIDE 編集部 ロボアドバイザーチーム
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