不動産投資と収益物件の情報サイト「健美家(けんびや)」を運営する健美家株式会社は3月13日、2017年に同サイトに登録された新規物件を集計した「東京23区マンション投資利回りの平均」の調査結果を公表した。

調査結果によると、2017年の利回りランキング首位は葛飾区の7.31%、次いで足立区の7.30%だった。2014年には葛飾区は10.13%、足立区は10.49%だったが、約3ポイント下がり、23区の中でも特に低下幅が大きかった。また、2014年は8%台だった板橋区と荒川区は、板橋区が2.45ポイント、荒川区が2.26ポイント低下して5%台となり、23区中心部との差が縮まった。


23区内平均利回りは5.84%、前年からはマイナス0.5%、2014年からはマイナス1.62%と全体的に低下傾向にある。健美家は「比較的利回りの高かった外周区の北部と東部の低下が顕著に表れたのは、国の低金利政策による物件価格の高騰の影響のほかに、駅周辺の再開発や沿線の利便性向上が考えられる」としている。
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HEDGE GUIDE 編集部 不動産投資チーム
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